エジプト旅行記〜朝食の考察〜

エジプトでまた食べたい料理は?と聞かれたら、

カイロで食べた朝ごはんと答えると思う。

そら豆のファラフェル、エジプトのパンのアエーシ、ヨーグルト、チーズとミントティー

ファラフェルは、そら豆を潰して味付けしたものを、お饅頭くらいの大きさの円盤状に整形し、コロッケみたいに衣をつけて、油で揚げた料理だ。中東では主にひよこ豆で作るらしい。街中にはファラフェル屋さんが、ちょこちょこあって、5、6個入りで売っている。何回か買って食べたが、お店によって塩梅が違う。あとは揚げたてかどうか。マックのポテトみたいなものだ。

アエーシは、中が空洞になってる丸いパンで、こちらも街中にお店が点在している。焼き立てでぷっくり膨れたアエーシを並べた長い板を運ぶアエーシ屋さんを何度も見かけた。

ホテルで出た朝食はシンプルだけれど、ファラフェルは揚げたて、塩梅もちょうどよい。パンもふかっとしていて美味しかった。

ミントティーは乾燥ミントのティーバック(普通に売ってる)と紅茶のティーバックをダブル使いでコップに入れて作る。これは日本に帰ってきても真似して何度か飲んだ。

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もっと美味しいものいっぱい食べただろうと友達に笑われそうだけれど。

フランスでも、街で有名なクロワッサン屋に朝から行って、近くのカフェでカフェラテと一緒に食べるのにハマった。2日連続で同じ朝ごはんにしたくらい、炭水化物&できたてが好きだ。旅行はつい食べ過ぎるから、あえてシンプルなのがいいのもあるか。

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椎名誠のエッセイを読んでいたら同じようなことが書かれていて、嬉しかった。そして日本のホテルの決まりきったビュッフェの朝食に物申し、朝食はシンプルに美味しいごはんと味噌汁とお新香があれば何もいらないと言う。

日本は地域によってとれるお米の種類が本当に違う。炊き方や水加減だってこだわればこだわるほど奥が深いし、その分美味しい。味噌汁も出汁をしっかりとって、その土地の味噌と具材を使うと郷土料理とよべるくらい美味しいものになる。考えるだけで、食べてみたいと思う。日本のホテルでも探せばあるのかな。

旅行に行って、美味しいものを食べる。早く自由に旅行がしたいな〜。

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