大萩海空

ちょとやってみようかと

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悠然とした大河

「スローシャッター」を読み始めました。 ゆったりと時間をとって丁寧に読もうと決めていた本です。 淡々とした語り口調なのに、ことばが暖かくて、出てくるエピソードにほ…

大萩海空
1年前
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妖し

ロミオとジュリエットをニューヨークで描いたら、ウエストサイドストーリーになり、リチャード3世を昭和初期の日本で創ったら、ポップな歌妖曲になっていました。 作・演…

大萩海空
1年前
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余白

わぁ、なんてビビットなことばなんだろう。 テンポが軽快で、お話が主人公の心の声でポンポン進んでいく。ページがどんどん進む短編集だなぁ、読みやすいわぁといってるう…

大萩海空
1年前
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初めの一歩

大萩海空
2年前

悠然とした大河

「スローシャッター」を読み始めました。
ゆったりと時間をとって丁寧に読もうと決めていた本です。
淡々とした語り口調なのに、ことばが暖かくて、出てくるエピソードにほっこりする。読むと無性に旅に出たくなる本です。

わたしの旅も続いているんだなぁ、などと思ってみたり。

妖し

妖し

ロミオとジュリエットをニューヨークで描いたら、ウエストサイドストーリーになり、リチャード3世を昭和初期の日本で創ったら、ポップな歌妖曲になっていました。

作・演出は倉持裕さん
ことばの選択、感情の表出と展開が見事で、ひょうひょうとした笑いまで付いてくる。

主演が中川大志さん
リチャード3世っぷりはフレッシュで、キラキラギラギラしていました。

確かな実力とゆたかな個性のみなさんが共演されていて

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余白

わぁ、なんてビビットなことばなんだろう。

テンポが軽快で、お話が主人公の心の声でポンポン進んでいく。ページがどんどん進む短編集だなぁ、読みやすいわぁといってるうちに、ちょっと待った。ストレートで奔放なようで、細やかなひとの姿がすぐそこに浮き立ってくるではありませんか。もっと知りたい、読みたいとページをめくっていました。

会話がどれも秀逸で、話者の様子や表情まで見えるよう。主人公たちはいつも人々

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