見出し画像

妖し

ロミオとジュリエットをニューヨークで描いたら、ウエストサイドストーリーになり、リチャード3世を昭和初期の日本で創ったら、ポップな歌妖曲になっていました。

作・演出は倉持裕さん
ことばの選択、感情の表出と展開が見事で、ひょうひょうとした笑いまで付いてくる。

主演が中川大志さん
リチャード3世っぷりはフレッシュで、キラキラギラギラしていました。

確かな実力とゆたかな個性のみなさんが共演されていて、見応えたっぷり。

シェークスピアの時代から人々が織りなす普遍。
人の真ん中って、なかなかもどかしい。

新しいけど懐かしいような。
面白い作品でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?