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恋人がいても、いなくても、あなたも私も、ちゃんと素敵。自分で自分を幸せにしよう。“はふぽのコラム”

こんにちは。
ハフポスト日本版の榊原すずみです。
フォロワーさんや「スキ」を増やすのにはどうしたらいいのだろうと、
勉強のためいろいろな方のnoteを見ていると、新型コロナウイルスの外出自粛要請で増えた、家での過ごし方を工夫している方の記事がいろいろあって、とても参考になりました。

ハフポスト日本版もかれこれ10日ほど前から、全スタッフ、完全リモートワークになりました。オフィスで働くときとの違いを、一人ひとりが感じながら工夫をしているようです。

私がみなさんのnoteから知恵や工夫をいただいたように、この“はふぽのコラム”も、読んでくださった方たちの心になにかが残るコラムを目指していきたいと思っています。

ということで、今週の3本です。

おすすめ①
「育児の人」と見られる心のざわつき。「いやだ、文学者として評価されたい」と思ってしまう

「認められたい」。
そういう気持ちは、誰しも持っているものではないでしょうか。

・仕事ができる人だと思われたい。
・素敵な(優しい、おしゃれなetc.)人だと見られたい。
・お金持ちだと思われたい。

人によってその内容は様々でも、「認められたい」「評価されたい」欲求から人は逃げられないのかもしれません。

映画化もされた『人のセックスを笑うな』のほか、たくさんの著作があり、小説は5回も芥川賞候補となった山崎ナオコーラさんは、二人の子どもの親になったことで「育児の人になってしまった」と心がざわつき、多くの葛藤を抱えることになってしまいました。

「私は文学者だ。文学者として評価されたい。育児の人だけではないんだ」。
そんな山崎ナオコーラさんの心の叫びがこもったエッセイです。

認められたい自分。会社や周囲の人からの評価。
その間のギャップが苦しい。

そんな時、きっとあたなの心に響くはずです。

おすすめ②
誰も助けてくれなかった、バスでの恐怖体験。そして考えた、あなたと誰かの大切な人を救うためにできること

目を閉じて、想像してみてください。
あなたの近くにいる人が、危ない目に遭っていたり、困っていたりしていたり(喧嘩になっている、痴漢にあっているetc.)しています。
そのとき、あなたはどんな行動をしますか?

お茶の水女子大学の大学院生である、鈴木七海さんがバスの中で遭った個人的な経験を綴っています。

バスの中で男性に声をかけられ(いわゆるナンパ)、席を移動しても、ずっと見られて、再び席を移動する……。
怖くて、目的地最寄りのバス停の手前で降りるしかなかったそうです。
そんな状況下、同じバスに乗っていた人たちは誰も助けてくれなかった。

そんな経験から、鈴木七海さんは「女性が怖い目に合わないためのTips」と「女性が怖い目にあっていたときに、まわりの人ができること」を考案。

これまで、私たちは、そのような状況に遭遇した時、どうしたらいいのか、誰も教えてもらうことはなかったと思う。
という彼女の言葉がとても印象的でした。

考えよう、みんなで一緒に。

おすすめ③
恋人がいるあなたも、いないあなたも素晴らしい。自分を幸せにできるのは自分だけ。

「○○くん(さん)、恋人、できたんだって!」

学生時代、そんな噂話したことありませんか?
私はあります。初めての恋人ができたのが遅かった分、まわりに恋人ができるのがなんともうらやましく、
「恋人を作らなくちゃ!」
「そのために、好きな人を作らなくちゃ!」

と今振り返ると、なんともおバカなことを考えていたものでした。

そして、恋人ができて、別れてを繰り返し……。
恋人と別れるとなんだか淋しくて、これまで恋人と過ごしていた時間を持て余して、「次の恋人早くできないかな」と思う。

そんな風に感じるのは、きっと私だけじゃないはずです。

でもそんな私たちに、アメリカでコメディアン・女優・プラスサイズモデルとして活躍する藤井美穂さんは訴えます。
「恋人や結婚は、あなたを幸せにしてくれるアイテムではない。いつだって自分を幸せにしてくれるのは、自分自身なのだーーー。」

恋人がいても、いなくても、あなたも私もちゃんと素敵、きっとね。

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