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地方のコワーキングの果たすべき役割

本日、クラウドファウンディング他でご購入いただいた方向けのTANEHUB レポートのオンライン説明補足を行いました。

そこで出てきた質問

沖さん:  MOEさんはよそ者の立場でというのがありましたが、私のような中の人がしかける場合には、地域とのコネクションはすでにあるところからのスタートで、何十年ものしがらみがあったりする。それはどう思いますか?

MOE : 何人かと話したことがあるのですが、地元の人の方が動きにくい部分ってたくさんあると思うんです。なので、私みたいなよそ者をコーディネーターで呼ぶのがいいと思います。あとは、意外と本当に地元のエリアではなく、ちょっと離れたところでやっている人が多い。

沖さん: 私もまさにそんな感じです。実際の家の近くではやるなと家族に言われて少し離れたところでやっています。人間関係が難しくなる。

沖さん: なかなかつなぎ役みたいな人がいないんですよね。どっかで何かやりたいと思ってる人とうちの地域で何かやってよと思ってる人がマッチングできる機会あればいいのに。

MOE: コワーキングスペースがまさにその役割を果たすべきだと思います。例えば秋田県大館市のフリーランサーと地元の事業とのつなぎ役をコワーキング・コリビングスペースが行なった事例をフェイスブックで先日見ました。これからはコワーキングスペースが地元の事業と外のフリーランサーをつなげる役割を担っていくものだと思います。
今回のまとめにも書いたように「ここにもまたひとつ 必要とされなってしまっている素晴らしいモノ(土地、家、人、物、時間、労力、全て)きちんと整理して、いらない人から欲しい人へ届ける橋渡しをすることで人は笑顔になる」で、それはスキルでもあり、不動産物件でもある。(実際、地元の有志者とTANEHUB周辺の地主さんを私が紹介して無料の畑を借り始めたりしてます。)
「ここに空き家あるよー!ここに無料で使っていい畑あるよー!」なんていう人が大切。そしてそれが私MOEの役割であると思っています。行きますよ。沖さんに呼ばれたら、そちらにも。(笑

沖さん: 行政はいろいろな箱物を作るけど、あんまりきちんと稼働していない。そういうところがきちんとつなぎ役ができるようになったらいいですよね。話してみようかな。

MOE:正直、行政にこういうのやったらいいよ。やってよ。って言っても仕方ない。私がこういうイベントやってつなぎ役やりたいから場所を無料で貸してくれ!っていう交渉が必要なんだと思います。

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行政の人が悪いんじゃない。動きにくい立場にいるのは明確で、外からあぁしてくれないと・こうしてくれないとって言っても身軽に動ける訳ではなく大変そうですよね。って思ってるんです。でもそりゃ、行政が動いてくれたら強いですよね。そして、それを民間は行政の動きを後押ししないと。そして行政が動きやすいように民間は声をあげていかないと。

慣例にとらわれがちで仕掛けることが苦手な『中の人』、夢ばかり追いがちで何もわかってない『外からの人』

今回のレポートで強調したかった事のもう一つは意外と『中の人』の反応は心配していたのとは段違いで、全然悪くなかったよってこと。私が頑張ったからか、TANEHUBエリアのあの人たちがスーパーだったのかは他をみてみないと分からない。ただ、怖がって足踏みをするほどの事は何もない。田舎コリビングが生み出せるものを『中の人』もみんな喜んでいた。やるしかない!