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マメルリハが大好きすぎる麻の実問題

割引あり

2022.3.5 13:00 脱字を修正 
              申し訳ございませんでした。
2023.8.19  16:00 その後のシャル7歳の様子を追加
         有料化させていただきます。

コーヒーと輸入食品のお店・KALDIさんの豆乳ビスケットさくら味(季節限定)が最近売られていた。私はこれが大好きで、昨年は手に入れられなかったこともあり、今年は見つけてすぐに買い込んだ。1袋を消費済みで、現在未開封の4袋の在庫もあるが、ハイペースで無くなっていくため買い足すかどうか検討しているほどだ(落ち着け)。1枚あたり72Kcal、まあまあのカロリーだがやめられない。後先も考えられないほど好きだ(落ち着け)。


マメルリハたちの大好物・麻の実

現在やむを得ず同居中のシャルは麻の実が大好物。私の豆乳ビスケットさくら味のように、あればあるだけ食べそうな勢いでだ。かつて我が家(実家)で暮らしてきたシャルの両親、初代マメルリハもこの脂肪分の多い麻の実が全員大好物だった。麻の実は人間でいうところのケーキやお菓子に相当し、食べさせなくてもいい、あげても少量にしなくてはいけない、と各種インコの飼育本で見かけた。私は豆乳ビスケットを食べ過ぎても自分で責任をとれるし、後でコントロールできるが、インコたちの場合は飼い主が与える餌を食べるのみなので、きちんと健康管理のため正しい食生活を飼い主がさせなくてはならない。それをしないのは虐待に相当するという意見もある(たとえ鳥嫌いでも異論はない)。

そしてうちのシャルは、現在一日あたり推定10粒程度食べている・・・・・シャルの一日のルーティンだけでも最低3粒・・・・・

幼かったシャルの健康状態

1才になる前のシャルは、生まれつきの足指の変形のせいもあってすぐ転び、体重が軽いまま増えず(気を抜くとすぐ26グラムほどになる)、ちょっと固めの餌を食べるとよくくちばしが欠けていた。体力も不足していたので、飛ぶ時もおぼつかなく不時着もしていた。つまりちょっと弱い個体なのだ。

ペレットという皮をむかない人工の完全食もあるが、やはり皮をむいて食べられる自然の餌の方を好むので、そちらを多く食べたがる。ペレットだけを与える選択もあるが、シャルの楽しみを奪うことになるので、母はペレットも普通の種子系の餌も与えていた。大好物の麻の実は食べすぎだな、と思いつつもシャルにとって硬さもちょうど良かったらしく、くちばしが欠けずに手っ取り早くシャルの体重キープができる餌でもあった。

ごほうびの麻の実

そのようにとにかく体重が増えない問題を抱えていた頃、シャルが賢さの片鱗を見せた。はっきり事情を覚えていないが、人間側のトラブルで朝いつもの時間にシャルを起こしてやれず、長く遮光カバーなどが鳥籠にかかったままの状態だった。つまり餌と水替えがなされないままだったのだが、それでもシャルはおとなしく待っていた。客観的にはかわいそうだが、鳴かれても困る状況だった記憶があり、空気を読んでくれてこちらは助かったのだ。

でも体重をキープできない当時のシャルには大問題だったので、空気を読んだごほうび、かつ体重減少を食い止めるため麻の実を起き抜けのシャルに母の指から与えたのだった。

これに味を占めたシャルは、その後朝に母が起こすと「麻の実を(指で直接)くれないのか?」という意思表示をした。餌と水替えをしたのに母を見つめて何かを待っているのだ。餌箱にも少量の麻の実が入っているが、人の指からもらえるのはシャルからすると特別に嬉しいことらしい。この意思が母に通じるとシャルは喜んだ。

ちゃっかりしているが、このシャルの態度から母と私はその賢さをつい評価してしまいルーティン化してしまったのだ。

鳥籠に帰ったら麻の実ルール

「おめざ」の麻の実とは違い、鳥籠に帰ったら麻の実ルールは母が意識的に行ったものだった。シャル以前に我が家にいたことがあるマメルリハたちは籠外活動(放鳥)後、鳥籠に帰すのが大変だった。どうにか鳥籠の外にいようとするマメルリハと鳥籠に帰そうとする人間が格闘することになるので、シャルについてはそうならないように「鳥籠に帰れば麻の実がもらえる」と覚えさせようとした。

もちろん自分に都合の良いことはすぐに理解するシャルなので、おかげで鳥籠に帰す苦労は少ない・・・・が、今となっては以前の3羽ほどではない、というくらいだ。

シャルが幼いうちは良かったが、成長するにつれて要らぬ知恵を使うようになった。「鳥籠に帰れば麻の実がもらえる」ので、「麻の実をもらうために鳥籠に帰る」をし出したのだ。シャルが最初何を希望しているのか分からず、あれやこれや試した結果、最終的にそれだった。これはまだマシな方だが。

またある時は、私が鳥籠に帰して麻の実を与えたのに、母にピーピー鳴いて「私が麻の実をあげ忘れている」と思わせて2個目をせしめたりしていた!マメルリハは油断ならないと思い知った。

ちなみに籠外活動中に麻の実をもらう手段を他にもいろいろシャルは繰り出してきたことがある。

  • 一度乗った体重計(シャル専用キッチンスケール)にもう一度乗ってみる

※体重計に乗ったら餌や麻の実がもらえると勘違いしていた若い頃。今もダメ元でたまにやる。

  • 麻の実が入っている容器の前に悲しそうにたたずむ。たまにチラチラこちらを探るように見る。

※鳥嫌いもあまりの目の熱演につい与えてしまったことがある。マメルリハがかわいい人にはなおさらあげてしまうだろうと思われる。

調子に乗ってついに怒られた

現在5才のシャルは、なぜだか分からないが体重も30グラムをキープできるようになった。時には籠外活動の際に体重計に乗せたら31グラムになっていることもある。

太ってもいけないので、そのような時は籠外活動時専用の餌が少なくなる。もちろん麻の実もなし。するとシャルがどのように察したかは不明だが、31グラムある時はおとなしく体重計に乗らないこともあった。

そして先日、ついにはふてぶてしい手段に出たのだ。

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