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失敗を隠したかったかもしれないマメルリハ、再び

1月17日。その数日前から私は風邪のような症状が少しずつ悪化していたので、仕事を早退して病院に行った。病院では、発熱がないためコロナウイルスの扱いにはならず(後日検査で陰性と確認済)、症状を抑える薬を処方してもらい、早めに帰宅した。

帰宅したのは普段より、2時間ほど早かっただろうか。帰る前に家に電話も入れたので、普段のシャルなら私の帰宅を察して、鳥籠へ戻る準備を始め、私の帰宅前に就寝しているはずだった。以下記事の通り、夜遊んでくれなくなった私の顔を見ないで済ますためだ(笑)。

ところが、この日シャルはまだ起きて籠外活動(=放鳥)をしていた。私が帰宅してから慌てて鳥用アスレチック内の水を飲み、エサを食べて帰ろうとする。鳥籠もお気に入りの窓辺から、夜寝る時の暖房のそばへ母に言って移動させた。

鳥用アスレチックで鳥籠に帰る前のルーティンを慌ただしく済ませたシャルは、窓辺の鳥籠がない所に飛んで行って、慌てて方向転換してカーテンレールの上に飛び乗った。自分で鳥籠を移動させるよう指示しておいて、間違えて窓辺にまだ鳥籠があるつもりで飛んで行ってしまったようだ。

そして次に、その様子を見ていた私のところへ飛んできた。シャルが普段飛んで来ない場所にいたにも関わらず。

飛んで来たシャルに「(鳥籠の場所を)間違えた?」と聞いたら、憮然とした顔をされた。今度は母の所に飛んで行き、鳥籠に帰してやろうと迎えに行った私の指を噛んだ。さらに、母の手首にも飛び掛かるようにして嚙みついた。八つ当たり!

シャルは間違えたところを私に見られてきまりが悪かったようだ。でも先日の記事の時とは違い、シャルが間違えたのは明らかだった。

更に言うと、シャルはプライドが高いマメルリハのようなので、私のところへ飛んで来た時に、からかわれたから怒ったのだ。私がシャルの間違いに気づいてないか確認に来て、気づかれていたと知って機嫌を損ねたのだろう。

ちなみに、この時から5日後の1月22日夕方にも、同じようにシャルは母に頼んで鳥籠をすでに移動させていたのに、それを忘れてまた窓辺に飛んで来た。

そしてシャルにとっては運悪く、またもやその瞬間を鳥嫌いの同居人である私に見られたのだった。カーテンレールのところにいるシャルを迎えに行き、つい「また間違えたの?」と意地悪を言ったら、シャルは真顔のまま私の手に「落とし物」をして無言の仕返しをしたのだった。

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