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鳥用アスレチック

我が家のマメルリハ・シャルが鳥籠を出て籠外活動(放鳥)をする時、主に滞在している場所が通称・鳥用アスレチックである。マメルリハの好奇心旺盛さや、頭が悪くないがために同じ遊びに飽きてしまう、ということを考慮して母が準備したものだ。今日はその鳥用アスレチックについて紹介したい。


2018年当時

鳥用アスレチック 初期形態

300円ショップで購入したキッチン用品(マットかパーテーションのようなもの)の上に段ボールと100円ショップのプラスチックのかごを置き、ペットショップで売られていた鳥用のはしごをかけたもの。さらに100円ショップのマグカップをかけるツリーに、シャルが噛んで遊べるようにゴム紐をぐるぐる巻きにして、おもちゃを吊り下げている。段ボールの中の緑は豆苗を切って次が生えてきた残り(シャルの食べ物)である。手前のピンクのシリコンカップは当時のフォージング(餌を探す)用のおもちゃ。

この時のアスレチック全体を映している画像はないが、隅にシャル本鳥がいるので、大きさの感じはお分かりいただけると思う。

2020年春当時

鳥用アスレチック 第2形態

基本コンセプトは変わらないが、餌入れ付きの鳥用のタワーが増えて(画面奥)、ごみ箱にかかっているはしごやその下のプラスチックのかごもすべてアスレチックの一環となった。

手前のゴム紐を巻き付けたマグカップツリーには、シャルが雛の頃入れられていたゆりかご代わりのお気に入りの籠が下がっている(既に入ることはできないくらいシャルは大きくなっている)。

設置されている豆苗も2つに増えた。時々この豆苗を水で濡らしてもらい、シャルが豆苗の中を体をこすりつけながら移動する。食べ物でするのは何だが、身体をきれいにしているらしい。

鏡は友達に会うため?のもの。初めて鏡を見た時の反応は非常に面白かった(後日書きます)。鏡の前でよく毛繕いをしたり、昼寝をしたりする。仲間といる気分になっているのだろうか。だとしたらちょっと切ない・・

鏡の前の2つの茶色いかたまりは塩土だ。塩土の上にシャル自身が乗って、足元の塩土を削る?齧る?のが好きで、塩土が小さくなってシャルがその上でよろていたので、新しいものに替えようとしたら抵抗された。新しい安定する大きさの塩土を置いておけば、そちらを使うかと思いきや、両方使って小さい方を撤去することも許さなかった。ちなみに2つの塩土を同じくらいの大きさになるまで削り、両方に乗ってよろよろふらふらしながら削り続けた。

木のトレーに置いてあるペットボトルの蓋は当時のシャルのおもちゃ。人間にペットボトルの蓋を伏せて餌をアスレチック内に複数隠して置かせて、ひっくり返すと餌が出てくる遊び(フォージング)を好んでいた。シャルは楽しいが、鳥嫌いは餌の殻でアスレチックとその周囲が以前のアスレチックの時よりも荒れるし、ひどいと殻が足の裏に突き刺さるので非常に不愉快だった。

シャルが飽きないように時々レイアウトをマイナーチェンジしていた。次の写真では木のトレーと鏡の位置が変わり、段ボールの取り換え回数を減らせるようにするものが撒かれている(詳細不明)。

このバージョンでは木のトレーの下に潜って遊んだ

2020年秋~2023年5月

最新のアスレチック

私が処分しようとしたプリンターラックをアスレチックの土台として母が再利用した。アスレチックに段ボールを使っていたのは、そもそもシャルの親鳥たちがかじっていたので、同様にシャルも遊びでやるだろうと思っていたため。だが、段ボールの縁にとまってもシャルは齧らず、段ボールの存在は来客時に見栄えが悪いので、段ボールを撤去して100円ショップのプラスチックのかごを増やした。2つのプラスチックのかごの間にあり、上のはしごを支えているのは、お皿をたてかけておくキッチン用品である。

プリンターラックの下に餌のストックや体重計(シャル専用キッチンスケール)も置けるし、機能性がアップした。

シャルも目線が高くなり、必要なものはそろっているので、すぐに気に入った。私としてはプリンターラックにキャスターがついていて掃除がしやすくなったので、これを最初に見た時私は母を天才かと思った。しかし、シャルが上から餌を落として飛ばすので、掃除の範囲は広がり私の足の裏に餌の殻が突き刺さる回数が増えたのでストレスは減っていない。

でもマグカップツリーや、お皿をたてかけるラックなどを本来の目的外で活用するアイデアは、私が鳥好きであったとしても思いつくものではないのですごい。テレビ番組で100円ショップのグッズを本来とは違う使い方をして、内装や収納を工夫する人たちに通ずるものを感じる。こういう作業が私は苦手だ。最近は鳥籠と鳥用アスレチック2個所を掃除するのが面倒なので、アスレチックに鳥籠の代わりになるようなものをかぶせて、そこだけをシャルの場所にできたら良いのになーと人間たちは思っている。

シャルは鳥用アスレチックを鳥籠とは別の自分のテリトリーと認識しているので、籠外活動中はアスレチック内でほとんど過ごしている。お気に入りの昼寝場所は、2つのプラスチックのかごをつなくはしごの上だ。昼寝は鳥籠の中でも良いのでは?とこちらは思うが、自由な状態で自由に振る舞うぜいたくを享受しているようだ。

食べる、寝る、遊ぶー何をするか自分で選んで自由に過ごすことは幸せなことのはずだ。別にシャルにとっての幸せを私が決めつける訳ではない。でも人間も含め、多少知性がある生き物ならば選択の自由があり、判断できるのは一種の幸せだと私は思う。

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