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人間で暖を取るマメルリハ

先週は風邪を引いてしまって、まとまった文章を仕上げる力がなく、投稿できず申し訳ございませんでした。

まだ全快していないものの、風邪でいまだ自宅に引きこもりがちな私に対し、我が家のマメルリハ・シャルがとった態度について思うところがあったため今日はあえて投稿しようかと・・・・


同居人(私)は湯たんぽ

約2年前に紹介したシャル周辺の人間たち(私の家族)を紹介した時にも書いたが、シャルは冬場はよく私のところに来る。私の手の表面が一年中温度が高く、冬場の冷たくなったシャルの足を温めるのにうってつけだからだ(シャルにとって)。逆に夏場は熱いと感じるらしく、私の指に乗りたがらない。分かりやすい。

ちなみにシャルが私の手の上に滞在する時間は、1回当たり数分である。シャルの冷たくなった足が温まってくるとすぐ手から降りて、また自分の鳥用アスレチックに遊びに行くからだ。

人間同様シャルも寒くても、暖房のそばから絶対離れない!とは限らず、暖房からちょっと離れた鳥用アスレチックに普通に遊びに行く。でもそのうち寒さで足が冷たくなり、手っ取り早く足を温めるのに私を「湯たんぽ利用」しているのだ。

同居人(私)の見解

鳥が嫌いでやむを得ず同居している立場の私としては、あまり嫌いな鳥類(シャル)を手に乗せていたくない。しかもシャルの足の爪か何かが、どうやら私の手には刺激になるらしく、シャルが手から降りてからも数時間はシャルのいた部分だけ赤くなってしまう。

だが、シャルの足が冷たいままだと、その後シャルがお腹を壊していることが多い。「落とし物」の状態が目に見えて悪くなるのだ。

そこで私は「寒さでシャルに病気になられるくらいなら、手に乗せて温めるくらい仕方ない」と自分を納得させ、甘んじてシャルの湯たんぽをしている。

シャルとの同居開始以来、そんな感じで毎冬過ごしている気がする。

容赦のない湯たんぽ扱い

先週半ばのある日、私は風邪の症状が少々重かったため、ほぼ自宅に引きこもっていた。でも熱はなかったので時々起き出しており、ちょうど鳥用アスレチックの近くを通りかかった時に籠外活動(放鳥)中のシャルと目が合った。

鳥用アスレチックの奥にいたシャルは、私と目が合うとテケテケ歩いて近くに寄って来た。そしてアスレチックの構成物であるプラスチックのかごの縁に飛び乗ると、期待のまなざしで私を見上げた。

プラスチックのかごの縁にとまっているシャル

シャルの目の前に指を出すと、シャルはぴょんっとジャンプして私の指に飛び乗った(鳥好きなら堪らない瞬間だろう)。指に触れるシャルの足がひんやりと冷たい。そしてすぐシャルは私に背を向けて、お尻や尾羽の辺りが私の親指にかかるように体の向きを変えた。

足だけでなく、体全体を効率よく温めるためだ。しょうがなくその状態のままソファに座り、シャルを温めてやった。そしてシャルの足の冷たさがなくなり、私の手と温度差を感じなくなった途端、鳥用アスレチックにシャルは飛び去った。

手を洗いに行く力がなく、そのままソファに座ったままでいたら、しばらくすると無断でシャルが私の膝に飛び乗った。しかたなく指を出すとまた冷たくなった足を乗せられた。

体重30グラムとはいえ、シャルを指に乗せたままじっと座っていること2回目は、病身には色々辛い。また横になりたいよ。勘弁しておくれ。

その後も何度か上記のようなことをシャルに繰り返された。人間(私)の体調の悪さはおかまいなしである。7歳になってもそこの空気は読めないのか、読んでくれないのか・・・何だかむなしさを覚えながら、この図々しさすらマメルリハを飼っている方は可愛いのだろうな等と思った。

やはり私は今生では鳥を好きになれないらしい。


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