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放鳥中にあえて鳥籠に自分で戻るマメルリハインコ

先日我が家のマメルリハ・シャルが、元気に活動範囲を拡大しながら籠外活動(=放鳥)している様子について書いた。

シャルはすっかり鳥籠と自分の鳥用アスレチックが両方ある出窓を自分のテリトリーとしてフル活用し満喫している。最近日中はほぼここにいるらしい。

午前中に母が洗濯を終えると鳥籠から出してもらい、後はシャルのフリータイム。母が外出でもしない限り、就寝前までいわゆる「放鳥」の状態になっているそうだ。

鳥用アスレチック内に餌はあるが、シャルの飲み水はない。ある時長い籠外活動中に喉が渇いてきたらしいシャルは、鳥籠に戻ってそこにある水を飲みに行くことにした。

稲生家ルールで、籠外活動中は鳥籠の扉は開けてある。その気になればシャルはいつでも鳥籠に戻れるのだ。以下記事でも過去に紹介したが、自主性を獲得してしまったシャルは、籠の外で過ごすのに飽きるとたまに自分で鳥籠に入ってしまうことがある。

その一環で、シャルは水を飲みに鳥籠にあえて戻ることにした。ところが、ちょうど鳥籠に戻って水を飲もうとしたところを母に見られた事に気づき、水を飲まずに慌てて鳥籠の外に出た!

母はシャルがずっと鳥用アスレチックにいて、喉が渇いて水を飲みに戻ったと察していた。しかし、おそらくシャルはまだ籠外活動がしたかったので、母に鳥籠の扉を閉められないよう慌てて出てきたのだ。

母はそこまでシャルの状況を察した上で、水を飲み損ねたシャルを不憫に思い、自分の指にのせてシャルを鳥籠の水入れのところに連れて行った。指にのせられてしまったシャルは、「もう鳥籠に帰されてしまう。しょうがない。」と観念したかのような態度だった。

でも母がそのまま鳥籠の扉を閉めないで、「水飲んだら出ていても良いよ」と言ってくれたのでシャルは「え?」と目を丸くしていたそうだ。水を飲んだ後すぐに鳥籠の外に出られたこの時から、シャルは新たな選択肢の存在を把握した。

実はシャルが水を飲みに鳥籠に戻る前に母は、シャルが水を飲みたいけど籠外活動もしたい、という状況で悩んで挙動不審になっているところから見ていた。籠外活動開始からの経過時間や、それまでのシャルの遊びの状況から喉は乾いているだろうと察しており、一生懸命どうしようか考えているのがわかり面白かったらしい。そんなシャルの状況を察することができるのすごい。

この事があった後の休日にも、私の目の前でシャルはためらいなく鳥籠に戻り、水を3口飲んでさっさと当然の権利を行使するように鳥籠から出てきていた。

その次にシャルを見た時は、鳥籠のとびらが開け放たれた状態(籠外活動中)で、わざわざ鳥籠内の水入れの縁でぐっすりと昼寝をしていた。自由過ぎる!

扉が開いたまま鳥籠内で昼寝するシャル

ちなみに私がこの文章を書いている間は、シャルは鳥用アスレチックに設置されている鏡にとまって窓の外を見てくつろいでいた。部屋は冷房が入っているが、羽毛をまとっているシャルには水辺や鏡のそばが冷たくて気持ちいいのかもしれない。

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