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透明で55度の紹興酒?!中国酒業界への楔となってほしいオーガニック黄酒の登場

中国酒ラビリンス、第2弾がアップされました!昨年11月に行った紹興市の安昌古鎮でのこと。オーガニック黄酒の感想や、カラメル無添加、かつ透明な黄酒との出会い、ペアリングのこと、などなど綴っております。

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https://80c.jp/column/20200520-1.html

中国酒においてペアリングってまだまだ未開拓の域にあります。それをしなきゃいけないと必ずしも思わないのですが、黄酒を掘り下げていくためや、さまざまな人に興味を持ってもらうという点では必要なことなのかなと最近思うようになりました。

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革新的に動いているとしてもなかなかその真髄が伝わりづらい中国酒業界において、今回紹介するお酒はとても画期的だと感じています。今回のメーカーさんのように、ユニークでセンスある造り手さんがどんどん出てくれば中国酒ももっともっと世界に興味をもってもらえるはずです。

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日本の立ち位置ってとても重要。日本人の世界の文化を前向きに受け入れていく姿勢、探究心。同じアジア、同じ米の酒。フックはたくさんあるし、黄酒もその対象になりうると思っています。

実際に僕は黄酒を楽しんでくれている人たちの姿を、前にいたお店やイベントで散々目の当たりにしてきました。なので、間違いないです。あとは、酒の製法や原料など酒に関する情報の深みと広がり。これらを明らかにしていくという作業も大事です。

日本で盛り上がれば中国でも必ず。そして造り手さんにも波及してさらにいい酒が生まれ、という夢をぼんやり見つつ、このコラムを仕上げました。
今回も80Cの佐藤さんの素晴らしい編集により大変読みやすくわかりやすい内容となっております。そして現地でたくさんたくさんご助力いただいた小枝さん。お二人に感謝、感謝です。

日本の呑兵衛のみなさんへ。楽しんでもらえたら何よりです。面白そう!と思っていただいた方へ。今は行くことができませんが、新コロナが収束して海外渡航も可能になった暁にはぜひ紹興へ行ってみてください!

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主に中国酒にまつわる活動に充てさせていただきます。具体的には中国酒関連のイベント開催費や中国酒の研究費、現地への旅費、YouTubeの制作費用などです。お力添えを頂けたら嬉しいです!干杯!