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2019/08/24

ルールのためのルールにしない

森のようちえんピッコロの中島先生の話を聴いてきた。その中のエピソード。ピッコロには「棒は下向き」という決まりがある。でも年長さんは棒を上にあげてチャンバラごっこをするときがあるという。そこで「棒は下向きじゃなかったっけ?」と問うと、「上向きにすると目に入るから危ない、僕たちはそのことをわかって遊んでるから大丈夫」という。普通なら「小さい子も見てるからダメ」とか何かと理由をつけてやめさせたりする場面かもしれない。でも、そもそも目に入らないようにするという目的のためのルール。そこが子どもたち自身で守られているなら、「棒は下向き」のルールは必要なくなる。盲目的にルールを守るのではなく、そのルールは何のためにあるのかを知っている、気づいている子どもたちなんだと感じた。大人もそこを理解して、無理にルールを押し付けない。そういう態度が求められる。

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