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彼氏はいないけれど、用意はできた

29歳女。独身。彼氏なし。

まわりは続々と結婚し、子供ができる。もちろん独身フリーの友人たちもまだまだいるが、目につくのは伴侶をみつけた人たち。

この数年はこの悩みにずっと囚われていた。

どうして自分は一人なのか。仕事をしていても友人と遊んでいても気がついたらこの悩みに触れる。たった半年も遡れば彼氏はいた。その一年前にも別の彼氏はいた。
なんなら一応付き合った人たちはそれなりの数がいた。自分でもモテるとはとても思えないが、付き合う相手に困ることはそれほどなかった。と思っていた。

やっと最近になって気づいた。
自分の心の問題である。恋愛はうまくいくことだけではない。自分以外の他人との関係の中で作っていくものである。
なのに私はそれからずっと逃げていた。気に入らないことがあると拒絶して別れを選んだ。
出来事を受けとめてきちんと頭で考え直して話合うことができなかった。
相手のこともきちんと見ていなかった。理想の中で適当に考えていただけで、どんな人間で何を考えているのか向き合ってこなかった。

何より自分に対してもそうだった。
辛いことがあったら落ち込むだけ。学んだり解釈を変えたりしなかった。
努力すべきことも全てすぐに諦めた。


この数年自分の心と向き合い続けた。
人生なんて自分がどう見て解釈していくか、だ。
どんな出来事も全て意味があるし、それをどう受けとめて次に行動していくか。そしてすぐにうまくいくことはないけれど歩んだ一歩は必ず形になる。

他人との関係も同じ。別の人間なのだからうまくいかないのは当たり前。しっかり目を見開いて相手を見て、その時間をどうやってより良くしていくか。そうして相手と向き合った時間は必ず関係を強固にしていく


きっと大丈夫。

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