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#エッセイ

野外活動を快適に!植物学者のカバンの中身 | 素早い出し入れと防水にこだわりました

色んな方のカバンやメイクポーチの中身を見るのが、とても好きです。経験の中で試行錯誤して選抜された実用的でお洒落な品々の情報をお裾分けしてもらっている、積年の集大成を一気に見せてもらっている、そんなお得な気持ちになるんです。 そんな私がいつも「覗けたらな」と思うのは、植物調査員のカバンの中身!というのも、私は植物調査員として働き始めて8年目、未だに「これで決定版!」というカバンの組み合わせと荷物配分に辿り着けていないのです……! 前職である北海道の調査会社では5年間、調査用

京都人がリピートする美味しいもの5選

「旦那さんの実家が京都」と言うと、京都好きの方は大体「京都の美味しい店、教えて」と聞いてくれます。 生粋の京都人が愛用するのは、ズバリ長く続いているお店です。こんな格言もあるそうです。「人気のある飲食店の法則。大阪では安い店、東京では新しい店、名古屋では量の多い店、京都では歴史の長い店、神戸では本当に美味しい店」。これは神戸の人の格言で、京都のくだりはいわゆる皮肉なんですが、いずれにしても「京都人は歴史のある店しか認めない」というのは公然の事実ということです。 ひとつだけ

【思い出ぼろぼろ】「物言わぬ存在」が教えてくれたこと

 先一昨日、アトリエの前に植えてある 沙羅の木の枝で、蝉の抜け殻を見つけました。  近々、我が家の敷地角に立つ東北電力の電信柱にも、そこを居場所と見定めた蝉たちが張りついて、炎天を仰ぎながら己が存在を懸命に叫ぶ日が訪れるのでしょう。嗚呼、考えただけでも暑くなってくる … 。  さてと、本編に入る前にひとつだけ。  此度は、虫が苦手な方にとっては辛い写真が続くかもしれません。  さわさりながら、一つの造形美として捉えるか、さもなくば、生きとし生ける者の営みと捉えてご覧になって