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毒だし週間により身についたこと。わかったこと。

11月の中頃、一気に毒だし週間みたいになっていて、
そうなると、エネルギーがそっちに取られるために、
新しいことをする活力が失われがちだった。
それを、ダメだしするのではなく、
そういう状況の仕組みを観察するかの如く過ごし、
肉体と心の両側面からのアプローチでほぐし、
カチコチのもの(脂肪の下に隠れた筋肉)、
長年のこびり付いた汚れ(自分を守るために握りしめていた内面の荷物)、
そういったものを徐々に柔らかく落としていくことをしてみて、
その中で発見することも多かった。

こういう時期に、私は何をしたいのかと問うても、
なかなか未知のほうへというエネルギーが湧かないのなら、
難しい難問になるだけで、より一層迷走することになるのだけど、
その問いに意識を向ける=懐中電灯の光を当てるようなことせずに、
焦ることなく、ほぐれては少し戻るを繰り返した。

もし、それではダメだと思うのならば、
1度でスッキリするのが正解というものに縛られているだろうし、
良くなった?どこがスッキリした?
そういう体感覚を働かせることなしで改善には向かえない。
コンビニエントな世界では、すぐに早くが主流だから。
キャッチコピーも、これをすればすぐに改善!が目立つ。
そういうものに、自分が乗っ取られていないかも、
こういう体験を通して気づくことができる。

この時期に受けたセッションで、
出たタロットのメッセージがわかりすぎるくらいに受け取れる。
今の私そのものでしかない。その前後の流れも頷くしかない。
という場面があり、
どういうことなんだろうと思っていたのだが、
これは、その場を設ける方によって、
蟹座的な場づくりを存分にされているのだなということ。
それは、その部屋に入った瞬間にわかるもので、
その「わかる」という感覚は、
身体の全感覚を使って受け取るものなのだと思う。
部屋の隅々まで、その部屋の主が在る感じで、
威圧的でも、完璧すぎもなく、適度な温度のお風呂みたいな感じ。
それにより、私も自然と自分の居場所に戻るような感覚になり、
だからこそ、その場で引いたタロットから受け取るものも、
見た瞬間にそうそう!と頷くしかないことになるのではないか。

蟹座の次の獅子座は、自分の中から湧いてくる創造性、パッション、熱量。
蟹座があってこそ、獅子座の熱が動くとしたら、
思考で何とかしようとして、緊張しっぱなしの状態では
解決しようにも難しくなる一方で、
そのようになりそうだと気づいたときに、
そこから離れるように意識的になる必要がある。

この時期の体験によりわかったことは、
長いこと心奥底にあったものほど、
肉体的に記憶されているが故、
意識的には変化があっても、ぶり返すようなことになる。
せっかく軽くなったのに、まだ身体のどこかが痛い、重くなってきた等、
そういうことはあるんだなと。
身体は時間をかけて感情的痛み等を浸透させる。
意識は速く反応して変化もあるが、肉体は時間と空間を超えられない。
だから、よくなったかなと思っても少し戻るような感覚がある。
そこでやっぱり私へのダメだし不要で、
身体休めるなり、温めるなり、ストレッチするなり、人に会うなり、
自分でできることを選んでする。
ホロスコープ上の天体はグルグル巡り、
私の意識もグルグル回転しているのなら、
同じところでグルグルはしない。
螺旋階段で少しづつ上昇していくイメージ。
視座が変わっていくと、過去に感じたこととは違う感じ方、
受け取り方ができる。
それが、私の中の変化、成長の確認になるのだと思っている。
そこで満足して留まることもなく、常に動いていくのが自然な流れ。

そして、こういう体験のプロセスも、
実は私の力になっていくのかと思えば、
そうだよね、それでいいんだなという気持ちで落ち着く。
うまくいっている状態が正解ではなくて、
ダウンして回復するプロセスこそが財産なのかもと
11月の後半かけて感じた次第です。


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