見出し画像

手書き風イラストデザイン教室を開くまでのストーリー

こんにちは!CHILL ART CLUB、イラストレーターのハタケヤマモエと申します。

今日は私の開催している「手書き風イラストデザイン教室」をひらくに至ったストーリーをお伝えしたいと思います。


わたしのことと、教室をつくるまで

少し長いですが、語らせてください。

14年ほど、企業デザイナーとして「描くこと」に特化したデザイン業務に従事していました。

簡単な経歴

1,イラスト制作会社
日刊スポーツ新聞社やTVマスコミ関係をメインとしたイラスト、グラフィック制作業務を担う。納期3時間の世界でIllustratorの時短爆速術を習得し現在に活かしている

2,雑貨の商品企画
自社製品の毎シーズンのディレクション、デザインまで一貫して担当。OEM業務やキャラクターイラスト制作などなんでもござれ。今流行りのインハウスデザイナーとして従事

3,アパレルのグラフィックデザイン
業務内容:OEM向けアパレルプリント柄の提案作成〜品質管理業務を担う

転機は出産してから。

時短勤務での働き方や風あたりの強さに戸惑いながら以前のように働けない自分を責め、余裕がなくなっていくのと同時に、思うようにいかない初めての子育てへの疲弊が積み重なり、仕事への情熱や生きるための活力が薄れていくのを感じました。

そんな自分が大嫌いで、誰にも迷惑をかけずに消えてしまいたいと本気で考えるようになっていました。


企業に勤めていれば当たり前ですが「自分らしさ」よりもその時必要なものを求められます。何かに近いものや流行りのものに似せるなどの依頼も数多くありました。

もちろんそれも大切なことですし、否定するつもりもありません。

ただ、時短勤務になり給料もガクッと下がった現実を目の当たりにした時

せっかく描く仕事ができてるのに、○○っぽくばかりをしていくのってなんかやだなあ。このままでいいのかなあ。

と漠然と感じている自分もいました。


「実績になるから」「直近の収入になるから」といって不本意な依頼を受け続けるといつまでも自分のやってみたかった仕事がこない。


やるならもっと、「私だからこそ」な仕事がしたい。

本当は自分らしさを活かした仕事がしたい。

それはここに居続けてできることなのだろうか。
でも離れたとして、そんな夢のような仕事が私にできるのだろうか。


安定を求める自分と、夢を持ちたい自分がせめぎ合います。


そしていままで色々合わせることができてしまっていた分、自分らしさがわからなくなってしまったことも不安のひとつでした。

「私らしさ」ってなんだろう。


求められればカメレオンのように色んなタッチやテイストでイラストが描けちゃうなんて、一見すると幅広いお仕事ができるようになっていいじゃん!と思うかもしれませんが、自分らしさを見失うのは後々しんどい。と14年働いて実感しています。

言われるまま
誰かの代わりをこなす人生でいいのだろうか…

でも、じゃあどうしようかと考えた時に
自分のことがわかんないって
なんかものすごく生きづらくなるんですよね…。


せっかく仕事を得られたとしても、好きだったことが作業になってしまうような人になってほしくないな。自分を見失わないで欲しいなと自分の経験で感じております。


そんな器用貧乏に描けるようになっちゃった私を変えてくれたのがAdobe Frescoでした。描くことの楽しさを思い出させてくれたツールです。

フレスコについて熱い思いを綴った記事はこちら👇

(そんなん言ってたら、AdobeCC道場に出演できたり、Adobe Frescoのプレリリースプログラムに参加できるようになったり、Adobeプレリリースアドバイザーなんかになれちゃいました。)


とても良いツールがあったとしても、使い方を知らなきゃ、生かせなきゃ身にならない。
自分が今後どうしたいのか、自分のこともわからなきゃツールを生かす意味もない。

それなら私自身が自分らしさを見つけることの大切さや、描くことの楽しさを、大好きなAdobe FrescoやIllustratorを使いながら伝えていきたいと思いました。

いつか自分のしたい仕事をするために、自分らしさは心に留めておいてほしいし、完璧に何もかもできなくてもいい。
そんなしくじり先生みたいな教訓を感じたので過去の自分に向けた教室であるのかもしれません。


自分らしく自信を持って行動していけるようになりたい、と思う方にぜひ来てほしい教室です。


イラストデザイン教室についての詳細はこちら👇


この度、公式LINEを開設しました。

手書き風イラストデザイン教室についてや、さまざまな手法でクリエイティブをたのしむことについて配信していきます。
ご興味がある方は下記よりご登録ください。

ここまで読んでいただきありがとうございました✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?