技術がなくても売れる方法~売れる商品作りと顧客ニーズ~


がっちりマンデー10/10放送分
「儲かる!あやしいフランチャイズ」より

コロナで最も打撃を受けている飲食業界の中でも、FCビジネスで大きく規模を拡大している会社があります。

それらの会社にはある共通点がありました。


■海鮮丼テイクアウト
「丼丸」は(株)ササフネが運営している海鮮丼のテイクアウトのお店です。

値段は全て540円で原価率は57%と高めですが、1人でできて設備不要、5坪あれば営業でき、家賃もかからないということで参入のハードルが低く、それが規模拡大の大きな要因となっています。

現在、全国に370店舗以上年商は100億円を超えているとか。


■「ゴーストレストラン」のFC
ゴーストレストランとは、店舗を持たずデリバリーだけで料理を提供する店のことです。

ウィアーズという会社はこのゴーストレストランのFCを展開しています。

ここでは1つのキッチンで5つの看板を上げるというやり方をしています。

そのメリットは食材の共通化と、多くの入り口(看板)を持つことで、注文を多く獲得できるためです。

看板(ブランド)はこの会社が持っており、オーナーはそのうちの5つを借りてすぐに営業できるという仕組みです。

現在、全国に100店舗を展開中です。


■「ボロネーゼ」のFC
「ジェイ・イシカワ」は、ボロネーゼ専門店「ビゴリ」を運営しています。

この会社がやっているFCは、店舗ではなく、「ボロネーゼ」のメニューだけをFC化しています。

ボロネーゼは仕込みが大変で、ソース作りに6時間かかるとか。

お店で作るより、有名店のボロネーゼをそのままメニューとして加える方が経営的にメリットがあるということです。


■ポイントは「手軽」
これらのFCが業績を伸ばしている理由は、ズバリ「手軽さ」にあると思います。

起業を希望する方にとっては、初期投資を含めた開業までにかかる負担は少ないに越したことはありません。


FCビジネスとは「起業希望者の取り合い」のビジネスです。

「手軽に始められる」というメリットは、起業希望者にとって極めて強いニースで、それを叶えたビジネスモデルには当然、多くの起業希望者が集まるというわけてす。


「顧客ニーズを掴む」は、ビジネスで成功するのに不可欠な要素だと言うことですね。


■技術を商品化する

お客さんは「技術」は買ってくれません。

お客さんが買うのは「商品」です。

なので、買ってもらうには、自社の技術を「顧客が買いたいと思う商品」にする必要があります。(商品化)


たとえ技術がその業界で一番ではなくても、「商品化のスキル」があれば売ることはできます。

逆に「商品化のスキル」がないと、いくら技術があってもビジネスにはなりません。


売れる商品作りに不可欠なものが「顧客ニーズ」です。


「自社の技術を顧客ニースに沿って商品化する」


ビジネスとはこういうことなんですね。

ご参考まで^^



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マーケティング・経営コンサルタント 橋本経営事務所





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