見出し画像

学校のはなし 2

こんばんは。

今回は学校のはなしの続きです。まだ読んでない方はそちらからどうぞ。

入学してすぐ、もう無理だなと思った。

中学では勉強しなくても賢かった。ゲームばっかりしてて、思えばあの時が1番だった。

でもここは進学校。自分より賢いか、同レベルしかいない。

そんな中で努力を怠れば、堕落するのは当然だった。

最初の定期テストで数学が14点で、だいぶショックだった。いくら苦手とはいえ、中学なら70点くらいあったのに。

努力のしかたを知らなかった。しなくても出来ることばかりだったから。我慢したり、頑張ったりとか、そういう根性論が大嫌いだった。

1年の12月、彼氏が出来た。

自分のことを思いやってくれる人の温かさを初めて知った。人に愛されることを感じた。

2人で支え合って頑張ろうって、約束した、ような気がする。

2年にあがった。成績は下の下、落ちに落ちまくっていた。

ODに手を出したのもそれくらいだった。その時はまだ考える頭もあったはず。でも、もうなにも考えたくなくて、手元の頭痛薬を弾みで何個も飲んだ。

怒られた。馬鹿なことするな、って怒られた。

でも頭もぼんやりしてて、次の日の学校でもなにも考えてなかった。

成績が落ちて、勉強もしてなくて、親もだんだん無関心になって。

ただ淡々と日々をこなすだけになって。

楽しくなかった。なんのためにここにいるのか、なんでこんなことになったのか、分からなかった。辞めたい、死にたい、消えたいってずっと思ってた。

学園祭も楽しくなかった。コロナで延期になって、9月くらいだった。

一日目の文化の部で、彼氏と2人で回ろうって言ってた。

でもいざ会場前になると、途端に苦しくて。

人がいっぱい、楽しそうに歩いてて、笑い声がする。私には無理だった。

そこで泣いちゃって、結局その日はなにも出来なくて、人目につかない校舎裏でぼーっとしてた。

申し訳ないと思ってる。私なんかといるより、他の人のところにいけばよかったのに、って。

情けないな、と思う。

なんか支離滅裂になっちゃった。

時間もないし、今日はこの辺で。たぶん明日に続きます。

それでは今日もお疲れ様でした。

おやすみなさい。