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社会と自然の多様性と類似性

週末に上高地に出掛けた(口絵、挿入画)。

上高地の森林の多様性

自然が織り成す森林は多様であり、持続的である。
上木の樹高は優に30メートルを超えている。初めて出た枝から、ここに辿り着くのに百年以上の月日を要したであろう。写真左手前の幹太い樹はハルニレであろうか?新緑は万の葉を有し輝いている。

自然は巨きな峰を形成した

一方で社会に眼を向けると、意外なほどその類似性に気付かされた(挿入画)。

高山の街並みの多様性

街には様々な仕事があり、建物や窓の大きさ形は一様でない。
昭和の建物が維持され、街が百年続けば、いずれは古い街並みと称されるのであろうか。地方都市の仕事を失わせてはならない。

人は大きな都市に集い、地方の中心都市には、同じ様な大型スーパーや飲食店チェーン店が立ち並ぶ。
人は画一化されたスギ林を歩きたいとは思わないであろう。
効率性を追求した街や社会づくりは、果たして持続的であろうか?
多様で自然発生的な社会のほうが面白くて持続的に違いない。

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