僕らの行方

こんばんわ。というかもはやおはようございます。

金土日月と4日間毎日路上ライブ!
歌える日は全部歌おうと思ったら、なんと
4日連続で歌えるスケジュールだったのでやってみました。

もっと若い頃に1度毎日ギター持ち歩いて
誰かとの待ち合わせまでの1時間とかでさえも
路上ライブをしよう!って
毎日歌った期間があったんですが、
なんせ当時歌い方も良くなかったので、すぐに喉を潰して挫折したことがありました。

それ以来、4日も連続で路上した日はないんじゃないかなぁ。

ライブ4daysはたまにありますが、
やっぱり路上の疲れは半端ない。
余裕で1日目で心折れかけてました(笑)

でも、年明けてから弱い自分と戦い続けていて、
勝ったり負けたりしている。
だいたいは勝ててる。笑。勝てるようになった。

去年夏ごろからよく声が出なくなって、
満足に歌えなくなって、
あれは本当にキツかった。まじで。

高い交通費を払って行った東京でのライブも
満足に歌えなかったりした時は本当に泣くしかできなかった。

悔しいばっかりの毎日。
治ったと思えばまた出なくなって。

同じ症状ってわけでもなくて、
毎回原因と症状が違うから
本当に次から次へと大きい壁が倒れてくる感覚。

11月に2ヶ月歌えなくなった時は、
もおおおほんまええ加減にしてくれよ!!って
相手のいないことに逆ギレする感じ。
でも逆に、こんなに長い期間声出ないんやったら
0から声の出し方覚えなおせるんちゃうん!っていう謎のポジティブゾーンに入りまして、見事復活!笑

今は新しい歌い方を忘れないように、
そしてもっと体に染みつけてどの歌でも
前の出し方にならないように、日々訓練を重ねております。

そんな日々の成果もあってか、
ちょっとびびりながら始めた4日連続路上ライブはしっかり喉も痛めることなく歌い切れた。

大事な主催が2本も控えてるこの時期に
ましてや花粉やらウイルスやらよくわからないものが
飛びまくってるこの時期に、毎日3時間ちょっとも外で歌うとかほんま命がけ。

それでも、奇跡みたいな出会いや再会がたくさんあって毎日とっても楽しかった。
届けたい言葉がちゃんと届いていて、号泣するほど嬉しかった。

よくわからんウイルスのせいで、街から人の数が激減していて
天王寺なんかはまじで誰も通りもしない時間もあって、
そんな時に、ここぞとばかりに
3月4日に初披露しようと思ってる新曲を歌っていました。


音楽活動を始めて10年。
まさかまだこの場所で歌ってるとは思ってもみなかった。
やめてるか、もっと大きなステージにいるか。
そう思っていた。

路上で歌っても、通り過ぎてく人の数の方が圧倒的に多くて
世間に必要のない存在なんだろうな。なんてのは
もう何億回も感じてきた。
声も届いてないし、姿すら見えてないんちゃうかってくらいスレスレを歩いてく人もたくさんよ。

どこで歌っても最年少だった私も、もうすっかり大人になってしまって、
眩しいほどに笑ってる誰かの姿を直視できなくなっていた。

みんなそうやってこの世界から離れてしまったりするのを知っている。
私にはまだ、この日々を手放す勇気もない。だから、戦うことにした。

だからこそ、今自分のそばにいる
いい歌をうたう仲間には
まだそばにいて欲しくて、踏ん張って欲しくて、ギリギリラインで悩んでる仲間の気持ちをめちゃくちゃに、
めちゃくちゃに考えてやっとの思いで生み出した歌です。


だってさ、君がいなきゃ誰が私を支えてくれるのよ。


本音なんて、いつだってライブハウスで聞く
音楽と私との間にしかなくて、だからイヤホンが手放せない。

その音楽の中に、永遠があるんだろうなって
最近思えるようになった。

大好きだった歌うたいは、何年も前に休止してしまって
新しい音楽は生まれなくなってしまったけれど、
あの曲と私の間では、まだ物語が進んでる。
最初に夢を描いた日の続きを、今もまだ生きている。

私に夢をくれたライブのタイトルは「笑顔の行方」でした。

2016年に開催したSSW全員フルバンド企画のタイトルが「行き先はその向こう」
2017年に開催したワンマンライブのタイトルが「光を繋いで君の元へ」
そこで出したCDが「行方はその向こう」“僕らの行方”という曲が入ってます。

そして、2020年開催のSSW全員フルバンド企画のタイトルが

「僕らの行方は永遠に」

暗くて見えなかった未来の先、
微かに見える光を頼りに歩いてきたら
君との永遠に繋がっていたよ。

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「鳴り止まぬストローク」

思い描いていた未来は今どこにもなくて
隣の芝生は日に日に青に染まっていく
目を逸らしたのは 誰かの栄光じゃなく
変わることを恐れている自分自身だ

通り過ぎていく人ごみの中 いつかきっと
僕を待ってる人がいると信じてる

悔しさ寂しさ惨めな気持ちは
いつもイヤホンの中に閉じ込めていた
救いだった音楽は鳴り止んで
それでも続きを生きてる
僕らの行方は永遠に


思い描いていた未来は今どこにもないけど
手離す勇気もなければ 戦う勇気もない
話を合わせていたのは 仲間と並行でいたい
失うことを恐れてる自分自身だ

通り過ぎていく日々の中 君はまだ…
僕が待っている日がくると信じてた

悔しさ寂しさ惨めな気持ちも
全部 掻き鳴らしていけ 響け 響かせていけ
かっこわるくても本当の言葉を
集めて 唄い続けてる
君との永遠を探してる

ひとりにしないでと願いながら
ひとりにさせないと誓ったんだ
伝わらなくても 何度も言うよ
大丈夫 大丈夫 君はかっこいいよ

悔しさ寂しさ惨めな気持ちは
いつもイヤホンの中に閉じ込めた
終わりが来ること恐れてないで
あの日の続きを生きていこう
僕らの行方は永遠に

僕らの行方は永遠だ

僕らの行方は永遠に_アートボード 1


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