見出し画像

変化を向かい風ではなく、追い風にするには。

最近は、コロナの影響で自分にとって、最低限のところにしか足を運ばなくなった。

アルバイト先に行く以外は、一日の大半を家で過ごしているわけなのだけど、どんなエンターテイメントがあったとしても、どんなに一人の時間が好きでも、夜になり、SNSを開いて、世相を窺うとシュッと気持ちが小さくなることがある。

アリストテレスの「人間は社会的動物である」という言葉が身にしみてくる。

と、同時に離れている人達も自分と同じような気持ちを抱えているのかなと思うと、そんなに寂しい気持ちはしていない。こういう経験は初めてなので、日々自分の中から芽生える新しい感情に新鮮さを感じている。

AIが世界を変えると言っていたが、世界を変えたのはコロナだったのか。

社会は大きく変わっているけど、その変化が自分のライフスタイルまで影響を与えてきたと実感している。

習慣や行動が変われば、人間は大きく変わる可能性がある。よく自己啓発書では、自分を変えたいなら、環境や習慣を変えよう!という類のことを主張しているが、ソレが簡単にできるのが今だなと感じている。

自分の意志では、変わらなかった部分が大きな力によって、良くも悪くも簡単に変わる。

全く今後が読めない事態になってて、今後が見えないというのは、絶望かもしれないし、はたまた希望なのかもしれない。

どういうことも起こりうるという事実を学んでいる気がする。

自分の人生も、このコロナの影響を受けて何か少し変わる気がしている。外出を控えていること、大学の授業が今学期オンラインになったことは、人生のスパンで見ると、微々たることかもしれないけれど、確実に小さな変化を生み、それが大きな変化に繋がる気がする。

この変化の中で、良くも悪くもなる可能性があるってことを覚悟してる。

試しに少し、考え事をしてみた。大学の授業が今季オンラインで行われるということは自分にとって、何を変えるきっかけになるのだろうか。起こりうる可能性で、ポジティブなこと、ネガティブなことを予測してみた。

ポジティブなこと。移動時間がなくなる。日焼けしない。電車で通っている人は交通費が浮く。ひとりで何かに没頭できる時間が増える。自分の好きな場所で受講できる。(当分は家だと思うけれど) 洋服代が浮く。リアルタイムでなければ、自分のペースで受講できる。復習もしやすくなる。パソコン環境が整う。リモートワークの練習にもなる。基本家にいれば、コンビニなどで余計な買い物をしなくて済む。リアルタイムで顔を出さなくて済むなら、ノーメイクで居られる。ノーメイクで居られることは、化粧時間がいらない。化粧品代も浮く。肌に良い。自炊が増える。添加物の少ない食事でよりヘルシーになる。自分のマネタイズを鍛えられる。
ネガティブなこと。人と話す時間や、何気なく歩く時間がなくなり気分転換が難しい。オフラインで享受していたことが享受できない。教授や先輩、同期とのコミュニケーションが減る。家に居すぎて、美意識が低下する。身体を動かせず、体脂肪が増える。時間があると、食べ過ぎる。マネタイズに失敗したら、生活リズムが狂う。自律神経狂うと、肌荒れする。家に居すぎて、心が疲れる。メリハリがなく惰性で過ごしてしまう可能性がある。SNSや動画配信サブスクリプションで時間を溶かしてしまう。自己嫌悪に陥る。

ポジティブな面も、ネガティブな面も同じくらいありそうだけど、この機会を追い風にしたら、すごく自分にとって貴重な時間になることは間違いなさそう。だけど、しくじっちゃうと、体調やメンタルに響いてくる可能性があるな~。

体調やメンタルに悪影響を出さないためにも、今までよりも真剣に生活することが大切になってくるぽい。

素朴な生き方、生活の仕方で有名になった佐藤初女さんの言葉で、好きな言葉があるのだけど、

「手を合わせて祈ることが、静なる祈りだとしたら、生活するということは動なる祈りである。」

大切な人達が元気で居られますように。悲しい思いをしませんように。と想うことはしばしばある。

でも、その気持ちと同じくらい、きちんと生活をするということは大事みたい。こんな時っだからこそ、生活をちゃんとして、地に足つけていなくてはね〜と思う。

今、自分にできることは、明るい気持ちを持って、変化の矛先を明るい側面に向けさせること。そのためには、面倒くさいなんて言わずに、自炊したり、家を綺麗に整えたり、食べすぎず、夜更かししすぎないというような、適度な自制を持っていたいな。

生活をすることを仕事だと思って取り組みたい週末です。

おしまい。

2020/04/04

HINAKO



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?