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トレーニングの原則(後編)

どうも!火曜日担当の森宜裕です!

理学療法士という資格をもち、走りの学校講師の中で身体博士として活動しています。

前回、前々回と、トレーニングの原理・原則の話をしました。
トレーニングの原理

今回は「トレーニングの5原則(後編)」についてお伝えしたいと思います。
では、さっそくいきましょう!

トレーニングの5原則

【3.意識性の原則】

「トレーニングしている内容や意味、身体の場所を意識しながら行ってね」

運動の内容、目的、意義をよく理解し、積極的に取り組むこと。そして、どこの部位を鍛えているのか意識しながら行うとトレーニング効果がアップします。

特に走りの学校のトレーニングでは、ランニングの方法で走っていた人が、スプリント方法へと変化を遂げる必要があります。

トレーニングの内容をしっかりと意識して行わないと、自分の今までの方法に無意識のうちに陥ってしまっているかもしれません。

フィジカルのトレーニングを行う時も同様に、何をしているのかを考えながら行うことで、普段動かしていない身体の部分を使いこなすことができます。

【4.漸進性の原則】

「少しずつ、少しずつ難易度や負荷を上げていこうね」

「コツコツ、焦らず少しずつレベルアップすることが大切」という原則です。   
運動強度・時間・頻度・技など急に激しく、難しいものに挑戦するのは怪我など危険を伴います。
少しずつ順を追って、段階的に育てる力は失われにくく、適切に体を鍛えることができます。

走りの学校の宿題などは、徐々に難易度が高まるように設定されていますが、自分の状態や取り組んだ時の結果を考えながら、急激なレベルアップがなされていないか見直してみてください。

【5.反復性の原則】

「やっぱりいろいろありますが、継続は力なり。」

「継続は力なり…トレーニングは継続的に行うことでより大きな効果が得られます」という原則です。規則的に、長期間行うこと。技術面でも何度も繰り返し継続することで、神経系も強化され「自分のもの」とすることができます。

トレーニングの内容ももちろん大切な要素の一つですが、トレーニングを習慣化できるようにすることもめちゃくちゃ大事です。

今後は人が新しい物事を習慣化できるためのテクニックなども解説していけたらなと思います!

それでは!

走りの学校 講師 森宜裕



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