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HSPは真面目?「適当と視点転換、俯瞰のすすめ」

昨日、ちゃぼはちさんとスタエフでコラボをさせていただきました。

コラボのあと、すぐお知らせするつもりだったのですが、コラボ中にスマホの電池の残りがほとんどなくなり、外出後、スマホの電池残量が0%になり、アップロードができなくなりました。

打ち合わせで会った人に「すみません、今、何時ですか? スマホの電池が0%になったもので」と告げると「スマホの電池なくなった状態で来たんですか。それ、やばいですね」と、少し引かれました笑

本当に「前もって、充電しときなさい」って話です。

ちゃぼはちさんからも「根っこが適当」「マイペース人間」と本質を見破られてしまったのですが、実際かなりポンコツなとこがありますね。

周囲の方に、そういうところも受容してもらって、ゆるゆると生きられているのでありがたいです。

「参考にならないかもしれませんが、少しでもヒントになる
箇所があると嬉しい」
という感じで収録しましたので、お聴きいただけると幸いです。

後半では完全に、ふたりの特異性が浮き彫りになってますね笑

ちゃぼはちさんに、肩肘張ってない自分を引き出してもらっているような感覚があります。

ココヨワチャンネルの真面目を扱った動画

さてHSPアドバイザーをやっておられる『ココヨワチャンネル』のRyotaさんのユーチューブをよく見るのですが、

「真面目に生きなくていい話」というタイムリーな動画がありましたので、見ました。

HSP気質の方にRyotaさんがアンケートをとったところ、やはり「自分は真面目」と回答された方が多かったそうです。

僕も一見すると「真面目そう」と言われ、小学校時代、中学校時代も先生から「真面目な生徒」と目されていました。

小学校時代は、ちびまる子ちゃんのはまじみたいな人間が好きだったので、仲良くしていると先生に呼び出され「君は、ああいうタイプの人間と付き合うタイプじゃないだろ。急にどうしたんだね?」と言われたりもしました(今思うと、この先生の物事の捉え方に「???」というところも…)。

いつからか適当さを身につけられるようになり、気楽さを取り入れられたのですが、恐らく、そうなったのは真面目に生きすぎて行き詰った経験が大きかったからなのでしょう。

完璧主義者だった過去

昔の僕は、それはもう大層な完璧主義者でした。

家で映画を見る時に、「一言一句聞き逃さない」というスタンスで、意味が分からない部分があったら、同じ箇所を理解できるまで繰り返し再生したり、
本を読む際も、「最初から最後まで全部頭に入れる」というスタンスで読書していたのです。

その結果、我が身に残ったのは疲労感。

いつからか「100%対峙するだけが、やり方なのか?」と感じるようになりました。

これは上記のココヨワチャンネルの動画の中でも触れられているのですが、「真面目な対応のみが、物事の対応方法ではない」というのも確かなんです。

厄介な人には俯瞰で接する

根っこがお笑い好きというのが、かなり大きいので、あまり参考にならないかもしれないですが、心が緩む瞬間というのは、真面目に見ていたものを違う角度から見たときかもしれません。

こんなことがありました。

数年前、還暦くらいの元重役の男性と関わる必要があり、まあめっちゃ偉そうな人なんですね。

元ラグビー部で体型がよいおじさん。舌禍事件で度々、ニュースで取り上げられる森喜朗氏によく似たキャラでした。

もう「こんな偉そうな人いるの!?」って目をまん丸にしちゃうくらい偉そう…笑

すぐ会話泥棒をしますし「いついかなるときでも、その場の中心にいてやる!」というマシンガントーカーなので、顰蹙を買いまくりで陰でボロカスに言われていたのですが、

大分イライラしていたのですが、あるときから僕は、この人の見方を変えました。

「ここまで嫌われるのって才能やな~」みたいに見るようになったんです。

見る角度を変えた瞬間、 この男性に対して許せないみたいな感情が緩んで、「ほうほう、今度はこのパターンで嫌われたか」「やたらと女性から嫌がられているなあ。大変、大変」と俯瞰で見らえるようになり、ストレスが軽減。

そのように彼を捉えられようになってから、会話をするときも、ちょっと心に余裕ができたというか、「うわっ、やらかしとるなあ!」とツッコミながらしゃべれるようになったので、嫌悪の対象を楽しむようになった節があります。

このおじさんのことは、苦手であることは間違いなく、現在でも全くもって好きではないですが、解釈を変えたことで、そこまでストレスが溜まらなくなりました。

今でもたまにこの人と会いますが、最近では会話しながら「ずっと何言うとんねん、このおっさん」くらいに思ってますからね笑

小馬鹿にしているように映るでしょうが、失礼な人にはこれくらいの対応でちょうどいいんです。

真面目に向き合いすぎると、身が持ちません。

「全員に誠心誠意対応しないと!」というお気持ちはすごくわかりますし、そう考えること自体、優しい証拠ですが、真面目な対応をしすぎると、どうしても心が磨り減りがち。

紹介させていただいた動画の冒頭で、Ryotaさんが「真面目に生きすぎると、真面目じゃない人のことを許せなくなることがある」ということを語られています。

完璧主義の「べき思考」が出ると、「物事にはひとつの正解しかない」と考えるようになりやすいので、それによってストレスが生まれることも、多分にあるでしょう。

僕の場合は、意図的に「今日から真面目をやめるぞ!」とやめたのではなく、「真面目な生き方をすると疲れる」という徒労感があり、それによって物事の見方を変えていったのだと思います。

先天的に適当なところもあるでしょうが、適当を意図的に目指したところもあるでしょう。

視点を変えれば楽になる

87さんの描かれたイラストが使われた下記のEbiさんの記事が、僕の言いたいことを言語化してくださっていたので、紹介させていただきます。

視点の設定は、とても大事。

この87さんのイラストは、客席側ではなく芸人さんを後ろ側から見ている視点なので、裏方目線なんですね。

なのでこのイラストを見たとき「おっ、着眼点が面白い!」とすぐ反応しちゃいました。

全ての事象は多面的であり、柔軟に視点を変えることができるようになると「ああ、なるほど、こっちの景色からはこう映るのか」となります。

そして「こういう風に見えているから、こういう言動をとるのか」みたいな気づきが得られることも。

スタエフのコラボはいつもテーマを深堀できるのでありがたいのですが、コラボ終了後に「もっと、良い伝え方があったなあ」と思い、色々考えるのが楽しいです。

また機会があれば、ちゃぼはちさんとのコラボで「真面目に生きすぎないコツ」についても話してみたいですね。

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