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HSPやINFJの迎合的態度が、支配的な人を引き寄せてしまう理由

心理学で用いられるバウンダリーという言葉。バウンダリーは、境界線という意味だ。

心理的な境界線を犯されることを、バウンダリーオーバーを呼ぶ。

心の境界線は可視化されづらいため、悪気なくバウンダリーオーバーを起こすことは結構多い。僕もしてきたし、されてきた。

重要なのは、境界線を超えられたときに「それ、やめてもらえませんか?」「それは、できません」といったNOの意志を示すことだ。

僕は歪な自己愛を持つ人間に関するkindle書籍を、2冊書いているが▼

これらは頻繁にバウンダリーオーバーされた、僕の実体験がもとになっている。

当時の僕がとっていた迎合的態度が、自己愛者を次々に引き寄せてしまったのだ。

支配的で他人を操作したがったりマウンティングを常とする人は、どんな要求も断らない人間を求めやすい。

共依存は、自己肯定感が低い人同士で発生するが、べったり癒着した関係の中では誰も幸せにならない。

もしあなたが支配的な人、一方的なコミュニケーションしかできない人を引き寄せてしまうなら、しっかりとNOを示した方がいいだろう。

NOというのは言葉による主張だけでなく、不必要に相手と関わらない、関わる頻度を極力減らす、情緒的な交流をせずに事務的なコミュニケーションしかとらない、というのも含まれる。

人間関係は、国家の関係に似ている。

領域侵犯されても抵抗しなければ、どんどん侵略されて相手の意のままになりかねない。

だからあなたも心を領域侵犯されたら、勇気を出してNOを示そう。

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