繊細な人こそコネクター適性あり?HSPが人と人を繋げるのが上手い理由
「あなたは人と人をつなぐのが上手いですよね」
ふいにそんなことを言われて、戸惑ったことがある。
そういえば「こういう人を紹介してもらえると嬉しい」と言われて、何度か人を紹介したりつなげたことがあった。
人と人とを結びつけるタイプを、コネクターと呼ぶらしい。
HSPでコネクター適性が高い人は、結構多いようだ。
HSS型のHSPは外向、内向の両方の面を持っている人が多いのでコネクターとして抜群の能力を発揮できる人がいるかも?
人と人とをつなげるのに向いている人の特徴を考えてみた。
人をよく観察している
人の気持ちを想像する機会が多い
人と人との相性を考えられる
冷静に慎重に考えられる
信頼されやすい
人に喜ばれるのが好き
などだろうか。
「つなぎ上手」と聞いた際に、外向的でたくさんの友人、知人がいる人間を想像するかもしれない。
しかし内向型で、コネクター適性が高い人はきっと少なくないだろう。
内向型は瞬発的ではないものの、ゆっくりじっくり心を探求する力を持っている。
以前に投稿した記事で、HSPは「心理推察能力が高いのでは?」と書いた。
誰かに人を紹介する際に「この人を紹介しても上手くいかないだろう」と、こちらでNGにするケースがある。
人間には相性がある。
「この人はこの場には合わない」「この人とこの人は合わない」などは直感でわかるが、その理由を言語化すると相手に対するデータをこちらがある程度持っているので、照合しているのだろう。
HSPは、とにかく人の気持ちが気になる。
HSPを自認するあなたもそうだと思うが、本当に四六時中「あの人がああいう表情をしたのには、こういう意味があるのでは?」みたいなことを考えている。
こういった思考のベースには、人間への深い興味があるにちがいない。
僕は人間という矛盾を含んだ多面的な存在への理解を深めたくしかたがない。
人間に生まれて、人間と接することによって苦しんでもいるが、人間という生き物にただならぬ関心がある。
だからずっと人について考え続けているのだろう。
「AさんとBさんは、こういう理由から相性が良いだろう」という推論を立てて、実行に移したときに好相性だったときは、かなり嬉しいものだ。
立てた推論がピタッとはまると、大きなカタルシスを覚える。
「私、人と人とを繋げる上手かもしれない」という方がおられたらコメント欄で教えていだけると嬉しいです。
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