HSP、INFJを悩ます「エネルギー問題」とは⁉ 気苦労、過剰適応、頑張りすぎで動けなくなるケースも💦
エネルギー問題と聞けば、世界や日本のエネルギー資源やエネルギー自給率を思い浮かべるかもしれない。
今回はそちらではなく、HSPやINFJのエネルギー問題について言及したい。
僕は長らくエネルギッシュな人に憧れてきた。
うちの兄が外向型のイケイケタイプで、常にテンションが高いタイプだったこともあり「自分もそうなれたらいいなあ」と長期に渡って考えたこともある。
年齢的に元気がありあまる高校時代、僕は学校という否が応でも集団で暮らすことを迫られる環境に身を置いたことで、疲労困憊に陥った。
帰宅部だったが、家に帰ってくると、その解放感からコンタクトレンズを外さず制服のままベッドへ倒れるように寝て、そのまま朝まで起きなかったことが何度あったことだろう。
四十路になってようやくわかるのだが、対人で気を使いやすいHSP気質の人は、集団の中にいるだけでエネルギーが目減りしていくのだ。
集団環境といえば、2年間しかいなかったが、会社もなかなかの地獄だった。
会社をやめて家での仕事を主にした途端、一気に元気になったことで「結局、集団が合わなかったんだ」とようやく気付けた。
四十路に入ると、昔ほど体力がなくなってくる。
日々の暮らしの中で、エネルギーが減らないよう意識しているのは次のことだ。
・暴飲暴食を控える
・睡眠時間はしっかり確保する
・五感を使い過ぎない
・消耗する場を避ける
・消耗する人間を避ける
※どうしても消耗する場、消耗する人間を相手にしなければならない場合は、そのあと、ひとりでゆっくり過ごすエネルギーチャージの時間を設ける
僕は聴覚過敏だけでなく、多くの感覚過敏を持っているので、情報を摂取しすぎて辛くなることが多い。
なので、静かな環境でひとりで過ごしスイッチをオフにする時間が必要不可欠。
エネルギーを可視化することは難しいが、ある程度、定量的に確認していき「この場にいくとやたら疲れる」「この人といるだけで疲弊しやすい」などの確認はこまめに行った方がいいだろう。
手間のいる作業だが、地道な確認を続けていくことで、バタっと倒れて2、3日動けなくなるような状況はなんとか避けられている。
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