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『光る君へ』と『源氏物語』

毎週日曜日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』を観ています。主役は紫式部。『源氏物語』の作者です。

この大河ドラマには『源氏物語』のモチーフが散りばめられている、という話を聞きました。でも『源氏物語』をちゃんと読んだことのない私には、きっとモチーフが出てきても分からない。

それなら『源氏物語』を読んでみようかと考えたのですが、過去にチャレンジして失敗した経験から、『源氏物語』を現代語訳で読むのではない方向からアプローチしてみようと思いました。

今はこの本を読んで『源氏物語』のだいたいのあらすじと、平安時代の文化を学んでいます。『源氏物語』を読むだけだと分からない文化的な背景や、平安時代の服装、慣習など、違う視点から見られるのが面白いです。

今のところ『源氏物語』がモチーフになってるなと感じた大河ドラマの場面は、「雨夜の品定め」という、若い男性4人が女性談義に花を咲かせるところ。大河ドラマにも、若い男性4人が女性について意見を交わす場面がありました。現代でも十分ありそうなシチュエーション。今も昔も、人って変わらないですね。

本当は最初、『あさきゆめみし』という『源氏物語』を漫画にしたものを読みたかったのですが、近所のレンタルショップにはなかったので残念ながら諦めました。理解が難しいものが漫画で描かれていると、助かりますよね。

今ドラマ内で紫式部は藤原道長に淡い恋心を抱いています。実際はどうだったのか、『源氏物語』がモチーフになっている場面はどこか、などと考えながら観るのが楽しいです。


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