無公害工法・産業機械の開発及び製造販売などを行う株式会社技研製作所の財務諸表(第43期第3四半期)を見てみる

今回は株式会社技研製作所をEDINETで調べることにした。

貸借対照表,バランスシート/BS

「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年8月31日)が、212億円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2024年5月31日)は、223億円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2024年5月31日)の負債合計(87億円)と純資産合計(400億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

損益計算書

次に損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年9月1日 至 2023年5月31日)が、21億円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年9月1日 至 2024年5月31日)は、28億円と増加しているので当第3四半期連結累計期間 (自 2023年9月1日 至 2024年5月31日)は調子がよかったようだ。最後に報告書をみると、建設機械事業。国内では、「サイレントパイラーF112」などの一般機の販売が順調に進捗した一方、建設資材価格の高騰等が大型特殊機の販売に影響。海外では、台湾やマカオ、インドネシア、ブラジルでの製品売上計上が貢献。これにより当セグメントの売上高は15,153百万円(前年同四半期比3.5%増)、営業利益は、前期に実施した製品価格改定の業績寄与が始まったことなどから3,537百万円(同6.6%増)。圧入工事事業。国内では、工法採用が堅実に推移する中、東日本大震災復興事業の水門工事の基礎(岩手県)、発電所の防水壁構築(岐阜県)、令和6年能登半島地震で崩落した高速道路の復旧工事(石川県)、2022年の台風14号による国道崩壊の災害復旧工事(宮崎県)等において工事が順調に進捗。2023年6月に海外連結子会社が1社減少した影響もあり、国内における開発型案件の受注が堅調に推移した結果、圧入工事事業の売上高は6,980百万円(前年同四半期比6.6%増)、営業利益は1,126百万円(同35.5%増)。といったことが書かれている。

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