世界最大半導体受託製造「台湾積体電路製造(TSMC)」の財務諸表(2023年中間決算)

台湾にある世界最大半導体受託製造「台湾積体電路製造(TSMC)」の財務諸表(2023年中間決算)を調べてみた(参照:https://investor.tsmc.com/english/financial-reports)。

・CONSOLIDATED BALANCE SHEETS(連結貸借対照表)

まずCONSOLIDATED BALANCE SHEETS(連結貸借対照表、バランスシートまたはB/Sシート)。大きな数字だけをピックアップした。まずはCash and cash equivalents (現金および現金同等物)が、2022年6月30日は、1兆2,531億台湾ドル(約5兆7795億円)から、2023年6月30日は、1兆2,767億台湾ドル(約5兆8880億)と増加。次にProperty, plant and equipment(有形固定資産)が、2022年6月30日は、2兆2,483億台湾ドル(約10兆3,695億円)から、2023年6月30日は、2兆9,472億台湾ドル(約13兆5,929億円)と増加。次にBonds payable(社債)が、2022年6月30日は、7,538億台湾ドル(約3兆4,757億円)から、2023年6月30日は、9,017億台湾ドル(約4兆1,572億円)と増加。そしてRetained earnings(利益剰余金)が、2022年6月30日は、2兆2,031億台湾ドル(約10兆1,571億円)から、2023年6月30日は、2兆8,773億台湾ドル(約13兆2,654億円)と増加。

・CONSOLIDATED STATEMENTS OF COMPREHENSIVE INCOME (四半期連結包括利益計算書)

次に利益計算書、またはPL。For the Six Months Ended June 30(6月30日に終了した6か月間)をみると、NET REVENUE(純収入)は、2022年で1兆252億台湾ドル(約4兆7,239億円)に対して、2023年では9,894億台湾ドル(約4兆5,582億円)と減少している。またINCOME FROM OPERATIONS(営業利益)も、2022年で4,859億台湾ドル(約2兆2,384億円)に対して、2023年では4,331億台湾ドル(約1兆9,956億円)と減少しているので、For the Six Months Ended June 30(6月30日に終了した6か月間)は営業の調子が悪い。次にNET INCOME ATTRIBUTABLE TO(帰属する当期純利益)のShareholders of the parent(親会社の株主)(For the Six Months Ended June 30(6月30日に終了した6か月間))を確認すると、4,397億台湾ドル(約2兆258億円)に対して、2023年では3,887億台湾ドル(約1兆7,910億円)と減少している。


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