白衣の企画・販売企業であるナガイレーベン株式会社の財務諸表(第75期第2四半期)を見てみる

今回はナガイレーベン株式会社をEDINETで調べることにした。

連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年8月31日)が、438億2343万円だったのに対し、当第2四半期連結会計期間(2024年2月29日)は、430億2620万円と減少しているので、稼いでいない。当第2四半期連結会計期間(2024年2月29日)の負債合計(37億円)と純資産合計(418億円)のバランスをみると、純資産合計が上回る。

連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第2四半期連結累計期間 (自 2022年9月1日 至 2023年2月28日)が、18億円だったのに対し当第2四半期連結累計期間 (自 2023年9月1日 至 2024年2月29日)は、16億円と減少しているので、当第2四半期連結累計期間 (自 2023年9月1日 至 2024年2月29日)は調子がわるかったようだ。最後に報告書をみると、当第2四半期連結累計期間における当社グループ(当社及び連結子会社)の売上は、前年同期に商品価格改定前の駆け込み需要が発生し、その影響が大きく、前年同期比6.8%減の7,392百万円。コア市場においては、前期からの期ズレ案件はキャッチアップされたものの、厳しい市場環境に変化はなく前期同様、商品選定や価格交渉の遅れで、更新案件に月ズレが発生するなど前年同期比8.6%減。また周辺市場の患者ウェアは、リネンサプライヤーの原価上昇対策としての資材購入抑制の影響で、減収。一方海外市場は、前期が減収だったこともあり、当期は前年同期比11.3%増と順調に推移。利益に関する状況は、原材料費の高騰や国内工場の加工賃上昇および、前年同期と比べ大幅な円安水準での為替レートといった原価上昇要因があったが、海外生産率の上昇によるシフト効果や販売価格改定により、売上高総利益率は、前年同期比0.3ポイントアップの43.2%。販売費及び一般管理費は、賃金引き上げ等による人件費の増加等により、前年同期比2.7%増となったが、計画比では3.1%減。といったことが書かれている。


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