宅配水ビジネス大手「プレミアムウォーターホールディングス」の財務諸表(第18期 第1四半期)を見てみる

今回は宅配水ビジネス大手である「プレミアムウォーターホールディングス」をEDINETで調べてみることにした。なお、プレミアムウォーターホールディングスは光通信の連結子会社。

・四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

まずは「貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と気になるものに着目する。まず現金及び現金同等物(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、257億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、293億円と増加している。次に営業債権及びその他の債権(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、85億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、97億円と増加している。次に棚卸資産(流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、16億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、14億円と減少している。宅配水ビジネスなのか棚卸資産(流動資産)を少ないように感じた。次に有形固定資産(非流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、255億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、267億円と増加している。次に契約コスト(非流動資産)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、114億8千万円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、114億2百万円と減少している。次に負債。有利子負債(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、142億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、155億円と増加している。次に営業債務及びその他の債務(流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、107億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、138億円と増加している。次に有利子負債(非流動負債)で前連結会計年度(2023年3月31日)が、392億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、384億円と減少している。有利子負債(流動負債)が増加しているので、非流動負債が流動負債に移動した可能性。そして利益剰余金。前連結会計年度(2023年3月31日)が、109億円だったのに対し、当第1四半期連結会計期間(2023年6月30日)は、125億円と増加しているので、第1四半期連結会計期間は稼いでいる。第1四半期連結会計期間の負債合計(696億円)と資本合計(213億円)のバランスを見ると負債が大きいので業績が悪くなれば債権者から文句を言われるだろう。

・四半期連結損益計算

次に損益計算書(PL)。まずは売上収益は、前第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)が、185億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年6月30日)は、200億円と増加している。次に売上原価は、前第1四半期連結累計期間が、27億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間は、32億円と増加している。他の業種と比較すると売上原価は割りと低い感じがする。次に営業利益は、前第1四半期連結累計期間が、17億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間は、14億円と減少しているので、第1四半期連結累計期間は営業の調子が良くなかった。四半期利益は、前第1四半期連結累計期間が、9億円だったのに対し、当第1四半期連結累計期間は、6億円と減少する結果となった。


よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。