物資を届けるドローン配送とドローン飛行禁止 - 2024/01/04

読者へのメッセージ(小話): 令和6年能登半島地震が起きたが、今でも覚えていることがある。育ったのが富山で中学生の頃に避難訓練が実施された。避難訓練では地震を想定したもので、富山県、もしくはその周辺には主要な活断層がいくつかあることを教えてもらった。SNSでは富山県は地震の発生回数が少ないといったことが言われているが、地震が起こらないわけではない。万が一の明日は来るのである。

■今日のトピック

石川で孤立状態の地域相次ぐ 担当者「支援は極めて困難」。こういう時に災害時に孤立した地域に荷物を届けるドローン配送が必要だと考える。実証実験をやっているところもある。が、調べてみると、国交省、能登半島全域を「ドローン飛行禁止」にという記事があった。なんでも捜索や救難活動などを行う有人ヘリコプターの妨げにならないようにするためのようだが、災害時に孤立した地域に荷物を届けるためのドローン配送を実証実験しているところもあるが、今後他の地域で地震が発生した場合は、有人ヘリコプターの妨げにならないようにドローンは飛ばせないということになる。これでは一体何のための実証実験なのか、ちょっと疑問になる。また、能登半島地震の影響 郵便局の窓口休止、荷物の配送に大幅な遅れや預かり業務停止というニュースも報じられているが、これもドローン配送を活用すれば遅れを解消できるのではないかと私は考えているが、今回のようにドローン飛行禁止になってしまえば意味がない。

・2024年1月9日追記。「地震で孤立した地域にドローンで薬を配送 石川 輪島」という記事が公開されており、輪島市から要請を受けてドローンを使った物資の輸送などが開始されている。国交省、能登半島全域を「ドローン飛行禁止」にという記事ではドローンは飛行禁止となっているが、今回は特別の許可がおりているということなのか。詳細はわからない。

「日本企業が抜け出せなくなった貧乏“症”の正体、いつのまにか儲からない事業が氾濫しているワケ」という記事で考えることは..

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