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人の視線が気になる理由

人の視線が気になりすぎるのは、妖怪のしわざだったのかもしれない。

妖怪といえば、水木しげるさん。
水木さんの娘さんが出ている、テレビ番組を見た。

通りすがりの人にも「妖怪に似ているね~」と話かけていくなど四六時中、
水木さんは妖怪に熱中してたのだとか。
そんな水木さんが、ある時まったく妖怪に興味を持てなくなったそう。

けれど、その後スランプを抜けたのは、
「修学旅行先の旅館で、障子にいっぱいついている目をみんなで見た。」という話を娘さんから聞いてからだったという。

障子にいっぱいいた目は、妖怪に間違いない!

その妖怪の名前は、目目連(もくもくれん)

妖怪の存在に確信を持った水木さんは、その後情熱を無事取り戻した。
よかったよかった。

うん?
目がいっぱい?

HSP繊細な気質を持つ人が抱く、感覚のひとつ。たくさんの目があって、それらに見られている感覚。

私も、いつも人の目線が気になって、目がたくさんあるよう気がしていて、不安でしかたがないけれど、

これって妖怪、目目連のせいかもしれない!

見えはしなくても、妖怪目目連の気を受け取っていたのか、と捉えてみるとなんか笑えてきた。
捉え方を変えてみるのも、いいかもしれない。

他にも、目目連を調べてみたら、
『目連に出会った商人が、出てきた目を全部集めて眼科医に売り込んだ』
という話があった。

目を売っちゃう。そんなのもありなのか?

妖怪の存在って、
「こうなったら嫌だな」「これは困るな」「これを知って欲しい」「良いことがおきるように」など、人間の欲望、戒め、不安、願いを妖怪というモノで、人間に知らせてくれているのかもしれないなぁ。

疫病が流行るから、「私の姿を写して人々に見せよ」と言って出没した
アマビエも、人間の願いがこもっているのだろう。




人間と妖怪が共存しながら、幸せで平和な世界になるように、
目目連はいつも近くにいて、人間の幸せを見守っていてくれているのかな。

ありがたいなぁと思った日曜日。

*あなたは妖怪っていると思う?



今日も出逢ってくれて、ありがとう。
幸せな日々を~





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