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置かれた言葉はタロットのように/自分のことが書かれている気がして/ スピリチュアル・リアル

置かれた言葉はタロットのように/自分のことが書かれている気がして/スピリチュアル・リアル

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ー「お父さんは善い人だから許して。我慢して頂戴」

そうだね、あなたにとっては善い人だね。私さえ耐えれば丸く収まるってやつ。

両手の震えを微かに感じます。軟弱な私にも闘争モードは備えられている様でした。しかしここで衝動的になれば、揚げ足を取られ続けるでしょう。

パシャリと、瞬きをした一秒で、「私」のうちの一人が助けに現れます。

「みずき、ここは大人しくしておいて。彼らにも逃げ道を作るの。そしてこちらも水面下で逃げる準備をするのよ。棲み分けのね。ねえ、あなたが瞬きさえ出来なくなれば私は助けに行けなくなるから、それを忘れないで」


ああ、あの別人格の「私」って、春姫に似ていたんだ。


自他の弱さをも認め課題を乗り越えようとするとき、意識は古代からの暗黙のルールに気付き進化を遂げ始めます。

会社の占い師用ブログにもポジティブなフィードバックが増え、「ブログがきっかけで鑑定を受けてみたくなった」というお客様も徐々に増えてまいりました。

ところがある月、2人のお客様から「ブログ、私のことですよね。すみません」とセッション中に謝られてしまうという事態が発生しました。

その月のブログは「サイコパスやカバートアグレッション、エナジーヴァンパイアから身を守る」といったテーマだったはずなのに、心優しいエンパス女性たちが「自分がエナジーヴァンパイアではないか?」と心配しているのです。

当時、最も多かった私の客層は、自尊心の低さゆえ悪循環から抜け出しづらくなっている若い女性たちでした。「私に原因があってこんなことになったんですよね。でもこれ以上頑張れなくて。もう死んでしまったほうが」と、もはやエネルギーの蓄えが底を尽きている方も少なくありませんでした。

恋愛関係・夫婦関係・親子関係・その他の人間関係に於いて、個人化(私が悪かったのでは)する人と、責任転嫁(他者のせい!)する人の組み合わせは、前者がへとへとになってしまいます。

私が彼女たちを責めなくとも、ブログやメールに綴られた文章というのはどこかタロットカードの様で、読み手の気質やコンディションに因ってその内容をやけにきつく感じてしまったり、「私の『あのこと』を否定されている」と感じたりするものだと分かりました。

書き手にそのような意図は更々なくても (つまり完全に誤解であっても)読み手は実際にそうされてしまったかの様にサーッと血の気が引き、だけど直ぐには目が離せなくて、酷いときは頭痛や吐き気など体調不良に陥る程なのです。なにせ私自身がそれを体験済みでした。

私は、エネルギーの枯渇したクライアント様に何を提供することが出来るのでしょう、神様。

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