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#3 技術・体力で劣っても試合に勝つにはどうしたらいい?


先週の試合に勝利し、一発勝負の2部リーグ昇格戦に進むことになりました。



自分ごとですが、この試合で4得点してチーム得点王となりました。

Note書いて、頭を整理した結果がさっそく現れています。笑


11月の昇格戦に向けて、準備期間が1ヶ月あるのでもう一段階チームの強化をはかりたいところです。

なんといっても、相手は3部12リーグ中で最強と言われいてるチームなので”格上”と言うべき相手ですから。

そこで今回のテーマは、そんな相手に勝つために何を強化していくべきかを考えていければと思います。


1.短期でチームを強化するメソッド


僕らが小学生であれば、「さっさとグランド行って練習してこい」って言われているかもしれません。

成長曲線

でも、サッカーの技術とか体力の成長曲線って実際にはこんな感じです。

そして僕らの年齢は赤い枠のところなので、頭打ちが来ていますよね。


では何を強化すべきかと言うと、

自チームの戦術強化  相手チームの分析

ざっくり分けると、この二つがあるのかなと思います。


2.自チームの戦術強化


どんな戦術を取り入れる?どんな戦術を強化するの?とかではなくて

リーグ終盤ではこれまで積み上げた戦術をベースに、意思の”疎通”とか”統一”を行うことが最も大事かと思います。

僕のチームでは毎試合、試合後の振り返りを行っていますが、それは試合全体の出来についてのものが多いなーと感じています。

そうではなく、特に、試合中近くの局面にいるメンバーとのコミュニケーションが、成果に直結してくるんではないかと考えています。

意思疎通1


例えば、僕の場合ならポジションは右ウィングなので、右サイドバックやトップ下とのやりとりで、今後

「あの場面はこうしたかった」「あの場面はこう動いて欲しかった」「あの場面ならこんな選択肢もあった」

みたいな会話があると、次の似たような局面で関わるメンバーのイメージが統一されます。

本番までのトレーニングマッチ、様々な局面でメンバーが何回このような会話ができるか、めっちゃ大事やなーと思ってます。


3.相手チームの分析


これは、どのスポーツでもどの仕事でも重要性が高いのではないかと思います。

商談前に取引先企業のことを調べずに、自社の商品やサービスの良さだけを伝えまくる営業マンって、一流にはならないと思いますし、

ジムリーダーのポケモンが水タイプということを調べずに、炎タイプのポケモンばかり育成するトレーナーなんていないですよね?


分析1


それで売れるのって、GAFAみたいに圧倒的に誰もが使うプラットフォームみたいなものであると思うし、

それでジムバッジゲットできるのって、伝説のポケモンの使い手だけだと思います。


僕らなんて当然、圧倒的でも伝説でもないですから、相手の試合を見て分析して、試合を通して自分たちが何をしていくのかある程度の”仮説”を立てて試合に臨むことが必要だと思っています。


4.試合を通して勝つ力


今まで書いたことは全て、試合までの準備段階でのことであり、最も大切なのは

90分+ハーフタイム15分 の中で勝ちに導く行動を取ること

ではないかなと思います。


その勝ちに導く行動のベースが、2.や 3.で話した、「局面での会話」や「相手の分析」になると思っています。

試合が始まると、”仮説”だったものが”実体化”していきますから、90分間PDCAを回す必要があります。

円滑にPDCAを回して、最適な行動を取るために2.や 3.で話したことの習慣化ができていると、尚良いのかなと思います。


具体的に言うと、

①何度かプレーを実行した結果を基に、近い局面のメンバーと話し合う

②その際の材料として、相手システムや力量の分析力が必要

③方針が決まったら、またプレーを実行する


チーム全体で話し合えるのは、ハーフタイムの一度きり

だからこそ、試合中に話せる近い局面のメンバーとの会話は貴重であり、試合中の軌道修正のカギを握ると思います。

そして、それを実行するために試合中常に分析を続けることです。


90分間で自分がボールを持っている時間は、およそ3分
あとの87分をどう活用するかは今からでも変えられるし、技術も体力も必要ない


そんな風にも考えられるのではないでしょうか?



明日は海外プロ経験者の連合軍との試合なので、大チャレンジャー。書いたことを意識しながら戦ってみます!!!

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