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原点

大学2回生の冬、同じ音楽サークルの先輩から誘われた。

「●●君、Coccoのベースやらない?」

Cocco?

全然聴いたことないですね。

(当時の自分はMetalかV系ぐらいしか聴かなかった)

何ていう曲やるんですか?

….

決まったのは「Way Out」という曲。

どうやら初期のやつらしい。

よく分かんないけど。

ま、とりあえず聴いてみるか。

カチッ

「アアアアアアアアアアアアァァァァァァァーーーー!!!!!!!!!」

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

衝撃だった。

激しいギターリフ、重苦しい世界観、おどろおどろしく狂気じみた歌詞、荒げながらも訴えかけてくるCoccoの歌声。

全てが新鮮で一気に惹かれていった。

自分が求めていた音楽性ってこれだったんじゃないか。

こうしてまんまとCoccoの魅力に取りつかれていったのでした。


こんにちは!

ご覧いただきありがとうございます。

先日投稿した記事が思った以上に沢山の方に読んでもらえたみたいです。

過去に撮影していただいた写真も載っていて少々恥ずかしいですが、本当にありがとうございました!


という訳で今回、自身4本目の演奏動画を投稿しました。

コチラです↓↓

いかがだったでしょうか。

ダークでカッコいい曲ですよね。

あまり知られていないかもしれませんが、初期のCoccoを象徴する曲の一つといっても過言ではありません。

特に初期の楽曲は衝撃的なものが多く、世間的には「怖い」と認知されがちですが、僕にはCoccoの描くそんな世界が愛おしく感じます。

折角ですのでこのnoteではCoccoのおすすめ作品を2点ご紹介したいと思います。


①ブーゲンビリア

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1枚目のスタジオ・アルバム

やはり特徴的なのはデビュー・シングル「カウントダウン」が収録されていること。

不貞を働いた恋人に銃口を向ける楽曲ですが、事に至るまでに問答していく様はまさに狂気の愛情。

このご時世、なぜこの曲が話題にあがらないのか不思議でなりません。

今回の「走る体」もこのアルバムに収録されています。

プロデューサーはDr.StrangeLoveの根岸考旨さん。

最も尊敬するベーシストです。


②KOTOKO

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2012年公開、塚本晋也監督がメガホンをとった作品。

Coccoは強迫観念に囚われながらも育児を懸命にこなしていく女性「琴子」を演じます。

Coccoの世界をそのまま映像化したものと言っていいでしょう。

先月久々に鑑賞しました。

ほぼ琴子主観で展開していて、ドラマがほとんどありません。

にもかかわらず見入ってしまうのは、やはり琴子が登場人物の中で一番強烈なキャラクターだからであり、それが魅力的なのです。

自傷行為や人体破損シーンもあるので観られる方は注意が必要です。

にしても腕細いですね。

人のこと言えませんが。


以上、簡単ですがご紹介させていただきました。

正直なところ、今は昔ほど頻繁に聴いているわけではないのですが、そんな中2年前に初めてコンサートに行かせてもらいました。

それまでCoccoを生で見たのは舞台をやられてた時に1度だけ。

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これは7年前ぐらいかな。

コンサート会場は東京国際フォーラムA

今まで行ったホールで一番大きい所だった。

ステージからは結構遠かったけれど、Coccoの歌う姿はやっぱり美しかった。

初っ端から「強く儚い者たち」をやるんですもの。

名曲です。

見事に涙腺が崩壊しました。

曲が終わると周りから鼻をすする音が聞こえてきて、

あ、同じようにこの曲に影響を受けた人が沢山いるんだな...

ということを改めて再確認しました。

何だか背中を押してもらえたような感じがして、凄く嬉しかったですね。

あっちゃんの「あ」はアイドルの「あ」


さて、動画作りにもだんだん慣れてきました。

全体的に暗い感じの動画しかあげてませんが、長年の音楽活動の中で血肉となったのは間違いなくCoccoのダークな音楽世界。

これに基づいて動画を作っています。

また、いろんな意味の高評価・低評価があると思います。

それでも見ていただいている事には変わらないので、評価はしっかりと受け止めて、次に繋げていきます。

またお会いしましょう!

それでは!


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

演奏動画や最近観た映画の記録もしていますので、良かったらご覧下さい!​



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