吉野彰氏「分岐点は2025年。アップルに要注意」
電池産業には2025年に分岐点がやってくると見ている。IT革命では、高速通信などの新しい技術がそろって電池の市場が立ち上がるまで15年を要した。「ET(Energy & Environment Technology)革命でも同じ図式だろう。10年に日産自動車の「リーフ」が発売されてから15年間の準備期間を考えたら、25年が勝負どころとなる。
もう一つ、25年以降は自動運転の世界が現実のものになってくることもある。無人運転では人工知能(AI)がルートを判断し、自動で人を運ん