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完璧なリーダーを目指して失敗した話

こんにちは
マインドフルネスコーチのきよです!


このnoteでは他人の目を気にして、やりたいことが分からなくなってしまった人へ、自身の内側と向き合うことで自分らしさを取り戻すヒントを発信しています。

今日は私の失敗談についてお話ししていこうと思います。もしかしたら、同じように悩んでいる人へ届くのではないかと思い書くことにしました。

こんな方はぜひ読んでください!


・理想を高く上げすぎて自分を苦しめてしまう完璧主義さん

・「〜すべき」に縛られ、自分を苦しめてしまう人


一本の電話が地獄の始まり


仕事も慣れてきた頃、上司から「リーダーになって欲しい。」という電話がかかってきた。


その頃の私は、いつかクラスの子供達を海外に引率できたら最高だなという小さな野望を持っていたため、そのためにリーダーであることは一つの条件になっていました。


私はその夢の一歩に近づけるかもしれない誘いの電話にワクワクしながらも、同時にネガティブな思考が一気に降りかかってきたのです。

「私なんかにリーダーが務まるのか?」

「私よりもベテランの先輩がいる中で、私がリーダーなんておこがましいのでは…。」

「まだよく分からない分際で、リーダーなんてやってもいいのだろうか…。」


「ちょっと考えさせてください。」と電話を切り、胸を躍らせながらも自分の気持ちに耳を傾けました。



「こんなチャンスはもう回ってこないかもしれない!怖いけど、やってみよう!」



新しいことに挑戦する時、散々ネガティブな言葉を並べてはやらない理由で正当化しようとしてしまう時がありますが、ただそれは、今までにやったことがなく、前例がないから強烈に不安なだけなんですよね。

結局のところ、「本当はどうしたいの?」の問いに最終的には「やりたい!」に行き着く。



そこで、エイヤッと踏み出せるのが私のいいところ笑

ただそれは、“私が私でなくなる”地獄の始まりでした。


”リーダーとはこうあるべき”に自分を苦しめていた

晴れてリーダーの任務を受けた私は、早速リーダー研修に参加し、他の先輩リーダーや上司との交流で、ますますヤル気に燃えていました。


しかし、研修も終え、いよいひとり立ちしようという時、あの不安が一気に蘇ってきたのです。

「私なんかが本当にリーダーでいいのか?」

「私よりもベテランの先輩がいる中で、私がリーダーで会議を開くのはどうなんだろう…どう思われるだろう…。」

「右も左もまだよく分からない分際で、リーダーをやってもいいのだろうか…。」


誰にも相談できないまま不安は募る一方で、
”リーダーはこうあるべき”という自分で作り上げた理想像に苦しんでいました。

リーダーは何でも知っているべき

リーダーは頼れる存在であるべき

リーダーはどんな時でも完璧に答えられるべき

リーダーはみんなを引っ張っていく存在であるべき

リーダーは誰よりも数字を上げトップを走りつづけるべき


もちろんこれができれば良いですが、新人リーダーが最初から目指すところはそこじゃないんですよね。


現状の自分と理想のリーダー像とのギャップに、できない自分を責めていました。

間違った完璧主義

完璧にこなさなければいけないという、少し完璧主義な性質がある私は、使うところを完全に間違ってしまったのです。


例えば、リーダー会議での上司の言葉や一連の流れを完全コピーし、一言一句逃さないよう必死にメモを取り、もしものためのボイスレコーダーまで録る始末。


伝えられたものは全て(※一言一句)、他の人にも伝えなければいけない、それが義務だという間違った完璧さを求めていたのです。

会議の中で話した言葉を休日の丸1日かけて一言一句整理する。
質問された時も完璧に答えられるように、解答を用意しておく。
意見が出た時に完璧に答えられるように、準備をしておく。

ただ、どんなに準備に時間をかけても不安は大きくなるばかりで、



「会議の当日は完璧にこなせるだろうか」
「予想外の質問が出てきた時に答えられなかったらどうしよう」と悩みはエンドレスに膨れ上がっていきました。

休日ですら心を休めることができず、頭の中はそればかり。

常に緊張していて顔は強張り、口数もどんどん減ってきました。

ついには有眠剤がないと寝れなくなり、血尿が出てしまうくらい体が悲鳴をあげてしまったのです。

今の私だから伝えたいこと

まずは、新しいことに挑戦した勇気に褒めてあげたい。

そして、なんやかんや言いつつ最終的にエイヤっと飛び込める私は、好奇心があって本当に自分らしいなって思う。


そして、そんな自分が好きです。

正確に伝えるのは大事。
だけど、助けてもらう姿勢も大事。

何もかも自分でやろうとしなくていいし、悩んだら人を頼ったっていい。

いつからか、体育会系気質になっていた私は、クヨクヨせずに根性で乗り切れという自分の中にいる厳しいキャラクターが大きく出るところがあり、それが自分で自分を苦しめてしまう。

分からなかったら、素直に先輩に聞けばいい。
その場ですぐに答えられなくたっていい。

もっと言えば、頼りなくたっていい。
みんな最初から完璧になんてできないよ。
いや、最初からうまくできちゃう人もいるけどさ。←どっちやねんw


新人のリーダーに誰もそれほど期待なんかしていないのに、勝手に自分でハードル上げちゃったのよね。

理想は悪くないよ。

だけど、今度はできる事を小さく小さくやって少しずつクリアしてレベル上げていこ。

そして、理想に近づこう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

こうして私のNoteに来て読んでくださっている方は、私と同じような悩みを抱えてもがいているのではないかと思うので、その方法をお伝えしたい。


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