家族介護教室:レスパイトケアとしての『介護に活かすアロマテラピー』
例年、11/11付近の日曜日に地元、坂戸市の事業として家族介護支援事業に、発起人として代表をさせていただいている『アロマケアチーム・プチマイン』として企画を出させていただいています。
そもそもこの団体、アロマケアを指導できる人までは集められていなくて、段階的に指導していて、ようやく自分の代わりになれそうかな?と言うところで、ご家庭の事情で続けられないと言う事が度々発生し、団体として成長させられずにいるのですが、そのうち、パンデミックだとか、私の家庭の事情とか、ようやく、今年から、再起動しているところなのです。
そして、今年の家族介護支援事業を無事に開催しました。
この講座自体は、家族介護をしている方、これから家族介護になりそうなので情報を集めていると言う方、もう家族介護は全て終了して、自分の経験から家族介護支援をしていきたい方などを対象に、アロマテラピーがいかに介護のある生活をサポートできるか?と言う事をお伝えするのと同時に、この時間がリフレッシュできる『レスパイトケア』となる事を目的に開催しています。
通常のアロマテラピーと何が違うかと言えば、対象者が医療を受けているかもしれないし、疾患があるかもしれない、そうでなくても、加齢に伴う心身の変化は見られるだろう。と、言うところで、健康な成人を対象としたアロマテラピーよりも、注意をしなければならない事が多くなります。
また、私自身の高齢者施設でのアロマケアを実施していた経験から、パーソンセンタードであるべきクライアントの状況次第で、クリエイティブなケア方法を瞬時に見つけ出さなければならず、トライ&エラー、すかさずリカバリーと言う事を常に考えださなければならない。その応用力をつけるには、基礎がしっかり入っていなければならない。と言うことがあります。
さらに、誰が誰にアロマケアを行うのかによっても、知らなければならない情報の量も自ずと変わります。
対象者が、家族介護や、家族介護支援者であれば、ご自身と要介護者との間のアロマケアのみ理解できて行えればいいのですが、医療従事者、職業介護士の方、その施設の決裁権のある方は、様々な対象者への様々な方法を学ぶ必要があるでしょうし、そもそも、医療の邪魔をしないことが補完療法に求められることなので、その判断ができるようなアロマテラピーの基礎を学ぶ必要があると思います。
これを、アロマセラピストに指導するなら、総合的に自分ができるだけでなく、医療従事者に適切に判断材料を提供でき、かつ、安全の判断ができるようになっていただき、家族介護者や、医療従事者、職業介護者などにもアドバイスや指導ができなければならないと思っています。
つまり、私が考えるアロマケアの講座は、誰でも受講できる入門クラスから、第三者に実施できるプラクティショナー、第三者に指導できると言う最上位のクラスは、介護アロマセラピストとなると言うことです。
これを目指して、来春から、まず「60歳からのアロマケアセラピスト入門」と言うコースを開催しようと考えています。
加齢に伴う心身の変化を理解し、アロマケアの方法論を学び、指先から肘までの両手で15分のオイルトリートメントの手技をひとつ習得していただくところまで6回を考えています。
もちろん、ご自身で復習、練習をしていただかなくては、上達はしませんが、しっかりと学習していただけたら、ステップアップの講座として、ドライのトリートメントとしてのタッチケアや、フットケア、さらに学んでいただければ、フェイシャルケアなど伝えていきます。
入門編が修了した方は、ボランティアに。クラスをステップアップされた方には、有償で施設に派遣していきたい!と言う野望があります。
まぁ、とにかく、最初の一歩から始めて、ニーズを拾っていかなければならないわけですが‥‥。
受講希望者がいてくれたらいいなぁ。(笑)
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ヒーリングスペースオルカ
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