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016:解剖生理学に基づく精油の選択とブレンディングを学びませんか?

タイトルで、ご興味を持っていただいた「あなた」は、プロのアロマセラピストさんですか?いつも、どの様に精油をブレンドし、お客様にご提案されていますか?
日本では、英国式はリラクゼーションで、フランス式がメディカルだ。などと、吹聴されていますが、英国本国では、IFAも中心となり、NHS(英国国民保健サービス)の中で、補完療法として提供していたり、ガイドラインの策定に協力していたりしていますので、日本が言うリラクゼーションの定義は?と、思うことがあります。

私自身、IFA認定アロマセラピストとして、ホリスティック・アロマテラピーを学び認定を受け、さらに補完療法として研修をしてきて、精油の薬理作用の多面性を理解し、フォーカスを当てたい事にフォーカスができなければ、クライアントの満足度を上げられないことを感じています。
そこで、嗅覚と大脳辺縁系の関係から、風土や文化的な違いも影響するものと仮説を立てる様になりました。

以前にも書いていますが、IFAという組織から認定を受ける為には、解剖生理学を学ぶ必要があり、各国の医師、看護師、鍼灸師など、医療従事者の国家資格を持っていない限り試験は免除されません。
試験のために勉強をしていると、それが、精油の選択とどう繋がっていくのか?と言うところが繋がりにくいのですが、例えば『頭痛』を緩和したい。と言う目的で精油を選ぶ時、何を選ぶでしょうか?

昔、某アロマテラピーショップで、「頭痛ならペパーミントですね。はい。」と売りつけられそうになりましたが、ご覧いただいている方もそう思われますか?
この頭痛の原因は、気にしなくていいですか?
正直、頭痛にも、原因がいろいろあって、まずは受診の必要がないかの確認は大前提なのですが、医療的な処置が必要なく、QOLを上げる為に精油を選ぶとしても、血管性(偏頭痛)、筋肉収縮性(緊張性頭痛)、ホルモンバランス(PMSや更年期)、神経性と痛む原因が違います。ホルモンバランス由来の頭痛なのに、ペパーミントを使っても、多分、有意差は感じられないかと思います。
この事を考慮できているアロマセラピストに出会う事は、一般のお客様には、なかなかないのではないかと思います。
できている人は、もちろんいますが、プロ(目利き)である私でも、出会うことは難しいです。

もし「あなた」が、出来ていないな。と感じられていたら、オルカで一緒に学びませんか?
毎月、季節に応じた不定愁訴をテーマに、解剖生理学に基づき原因と選択すべき精油と、クライアントの好みに合わせたブレンドができる様なクラスにしていきたいと思います。

講義を聴きたい方は「精油の化学」からご受講ください。既に、精油についても解剖生理学についても学習済みの方は、「精油の化学-ワークショップ」にご参加ください。
これから、ボチボチと、取り組んでいくのですが、「いいね」や「コメント」などいただけますと、モチベーションが上がって作業がはかどります。
ご興味を持っていただけましたら、ポチッとお知らせください。
ありがとうございます。

ご支援ありがとうございます。いただいたご支援は精油の購入や「アロマケア」の臨床研究費としてありがたく頂戴して、研究成果を発表していけるように頑張ります。今後ともよろしくお願いします。