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001:アロマテラピーってなんですか?

AROMATHERAPY この言葉は、AROMA + THERAPY と言う造語だという事は、アロマテラピー知ってる!と思っていらっしゃる多くの方がご存じの事だと思います。
イマ、その知ってる!と思われた皆様、AROMATHERAPY してますか?
そのAROMATHERAPY何か役に立ってますか?

こんな事を言ってる、お前、何者?と思われるかと思います。
「アロマセラピスト」って名乗れば、誰でもアロマセラピストになれるので、何者?と思われるのは当然のことです。
実は、私も、しがない英国のアロマセラピスト団体IFA(The International Federation of Aromatherapists:国際アロマセラピスト連盟)に所属するアロマセラピストです。(笑)
ただ、試験にパスして名乗っているだけではなく、団体の規定のCPD(Continuing Professional Development:継続学習)を更新していますので、きちんと団体名簿に載っております。
そうなんです。この「継続学習」こそが、アロマセラピストには必要なことで、なぜならば、人類の歴史の中で嗅覚は、意外と研究されてこなかった事実があり、いまも日進月歩で研究がなされているからです。
アロマセラピストって職業は何をしていると思いますか?
マッサージ???いやいや(笑)
AROMA + THERAPY ですよね?

そもそも、アロマセラピストの前に、私、化学物質過敏症と言う持病がありまして、30年くらいこの持病による体調不良とお付き合いしながら生活をしています。
この病気のメカニズムは、まだ、えらい人の研究はなされていないかと思います。

これはあくまでも持論です。

化学物質過敏症は、様々な化学物質に影響を受け、その物質と影響の出方(症状)が1対1に紐づかないことで、理解が進まない症候群です。
しかし、空気中に含まれる揮発性有機化合物が鼻呼吸によって、粘膜で吸収され、嗅神経から脳へ誤情報として送られることでホメオスタシスに関する各部位に支障をきたしている。と言うメカニズムである。と、私は仮説を立てて考え続けています。

あれ?どこかで聞いたことがありませんか?

そうです。
アロマテラピーが有用な理由として、一般的な教科書に載っていますよね?
「嗅覚から大脳辺縁系へダイレクトに情報が送られます。」
的な。
アレです!(笑)

実は、その仮説をもとに、自分の病気を治せないか、もしくは、症状を緩和できないか?と考えて、勉強を始めたのが、私にとってのアロマテラピーの原点なのです。
だから、アロマテラピー=マッサージではないのです。
日本では雑貨として気軽に手にすることができますが、アロマテラピーは、魔法でも、怪しい物でもありません。怪しい「アロマオイル」はありますが。
アロマテラピーは有機化学であり、人体に“良くも悪くも”影響を出せる点で解剖生理学を知らずに使うと事故ります。
とはいえ、なんちゃってアロマテラピーの多くはセラピーとして働かないかもしれないレベルの使用量なので、日本は比較的安全に手軽に普及しているのですけれどもね。

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ご支援ありがとうございます。いただいたご支援は精油の購入や「アロマケア」の臨床研究費としてありがたく頂戴して、研究成果を発表していけるように頑張ります。今後ともよろしくお願いします。