『【介護】と【作業療法】の話④~理解するということ~』
完全感覚理解なんでできないですよ。
言語や非言語のコミュニケーションで相手の伝えようとしている背景を読み取って完全感覚理解なんて出来ません。
でも理解をしようとする姿勢は必要なんです。
特に医療介護福祉・・いや、生きていれば誰でも「理解しようとする姿勢」って必要なんですよ。
「伝えよう」としている人に対して「理解しようとする姿勢」。
伝える側は伝える工夫の姿勢。
たったこれだけだけど、私も含め出来なくて苦しんでいる人って多いと思うんです。
ディスカッションからつながり対話して、意見が違うなら違うで「違うことを理解」すれば良い。
相手に強制なんかする必要ない。
対スタッフ、対利用者さん(患者さん)、対上司、対部下、対妻・・・(笑)
まずは、どこに【目的】を持って、この会話をしているということを概念的抽象的に理解する必要があると思う。
演算的、帰納的どちらでも良いが『ゴール』はどこを目指しているのか。
・良い職場にするためには・・・
・良いケアってなんだろう・・・
・良い仕事をするにはどうしたら・・・
・明日のご飯は何作ったらいんだろう・・・(笑)
会社もそうだと思うが、対利用者さんにおいても『どこを目的においてこの会話をしているか?』と、頭の隅っこに置いてコミュニケーションを取った方が良いと思う。
『声掛けという問い』そのものが相手にストレスを与えている可能性があるという現実。
我々に気を使って発信されては本末転倒になってしまう。
はじめからうまくいくことなんてないけれど、その本質を考えながらコミュニケーションを取るのと取らないのとでは違うと思う。
さ、寝よう。
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