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「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」を観てきました

あべのハルカス美術館にて開催中の、「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」を観てきました。

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ヨーロッパの宝石箱
リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展
https://www.aham.jp/exhibition/future/liechtenstein/

緊急事態宣言の延長も決まり、あまり人出のあるところには行きたくありませんが、平日昼間には混雑しなさそうな路線を経由して阿倍野に到着しました。

美術館で行列とか出来ているくらいなら、電車賃と時間を無駄にしてでも引き返そうと思っていましたが、無事?というかなんというか、あべのハルカス16階には大して人もおらず、チケットを購入して検温して館内に入ります。館内はそこそこ人はいました。混雑しているようなレベルではありませんでしたが。

ルーベンス、クラーナハ(父)、ヤン・ブリューゲル(父)といった有名どころの絵画が見所かと思っていたら、絵皿・陶器・磁器のコレクションの方が印象に残りました。

日本・中国からヨーロッパに輸出された有田焼・景徳鎮などの陶磁器に、金などで装飾を付け加えたものもありました。個人的にはあまり綺麗には思わなかったというか、やっぱり装飾が浮いているというか、元の焼き物単体で完成している美術品だと感じたのですが、これは日本人的な感覚なんでしょうかね。

その一方で、それらヨーロッパに輸入された日中の陶磁器に影響を受けて、ウィーンに設置された窯から作られた磁器にある金の文様なんかは、溶けこんで自然な美しさを感じます。

陶板画もありました。同じ絵を油絵と陶板や絵皿とで見比べると、液晶と有機ELみたいな違いのようにも思えました。

最後のコーナーだけは制限がありますが撮影可能でした。

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一部の作品だけ撮影可能な美術展も増えてきました。

美術館のある16階のテラス部分には一人二人しかいませんでした。昨年秋に江戸絵画展を見に来たときには結構いたんですけどね。

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