富士山オーバーツーリズム問題の資本主義的解決

富士山SNS映えスポットの黒幕問題や、富士登山者の急増問題について、個人的にはいっそのこと、どちらも高額な料金を取ってしまえば良いんじゃないかと思います。

お金で問題を解決するのは間違っている、という人はいますけれど、この日本に限らず大抵の資本主義経済における諸問題の解決手段は、最終的にはお金しかありません。

民事裁判では基本的にはお金の支払いで解決するものです。そして黒幕問題にしても登山者の問題にしても、刑事事件でもないのですからお金による資本主義的解決で良いと思うのですよね。

15分1万円支払った人は、黒幕の上(あるいは向かいのコンビニの屋上)に設けた撮影場所で写真撮り放題にして、円安で大挙してくる外国人観光客からもドンドン金を受け取れば良いんです。10分5万円でも彼らにとっては安いかも知れない。そのお金で、その周辺での環境整備や警備を行えば良いでしょう。

富士山等の登山客にしても、入山時に10万円くらい預かり、下山時に返却するとして、入山料を預かっていない人からの遭難要請には即時に応じないとか、救助費用として高額な料金を徴収するとか、こちらもお金で問題を解決するしかないでしょう。

どちらも、経済的に苦しい住民である日本人観光客にとっては厳しいものでしょうけれど、オーバーツーリズムが下火になるまで我慢するか、日本国パスポートや住民票を提示すれば割安にするなどの措置は可能だと思います。

以前は仕事で行っていた京都市中の混雑についても同様で、バス料金も住民と観光客で大きな差を付けてもいいんじゃないでしょうか。住民は事前に配っているパスを使えば通常料金で乗れて、そのパスがなければ1区間1000円くらいの料金にしてしまうとか。パスの転売・不正利用対策は必要ですが。

そう言えば、昨年、京都サンガとガンバ大阪の試合の観戦に、亀岡まで乗った嵯峨野線の乗車率も半端なかったです。今もまだ厳しいみたいですが、JRとしては法的に料金差を付けられないかも知れませんけれど、これもなんとかしてほしいものです。今年はJRではなくてシャトルバスも考えてみますけれど、バスだと時間が掛かるんですよね。満員電車で何十分も苦しむか、座ってもっと長い時間掛けて行くか。試合の何時間も前に行って駅前のイオンで数時間過ごすかという手もありますが、帰りがキツいのは同じですねえ。

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