2023年6月18日Jリーグルヴァンカップ大阪ダービー観戦の感想

天皇杯はさておき、リーグ戦では3連勝と好調のガンバ大阪は、ルヴァンカップのグループリーグ突破をかけた最終戦として、セレッソ大阪との大阪ダービーに挑むことになりました。

ホームでのルヴァンカップは引き分け、ホームでのリーグ戦では惜敗と、今年に限っても良いところのない大阪ダービーですが、近年はずっと良いことがありません。

さらに今日は、既にチームの柱になっているジェバリとネタラヴィが代表戦で不在、佐藤も怪我と苦しい限りですが、ワントップにファンアラーノを配置する布陣で挑みます。

ちなみに改築後のヨドコウ桜スタジアムに来るのは初めてです。10年以上前に、天皇杯大阪府決勝でアイン食品とどこかの試合を見に来た記憶はありますが、その時はバックスタンドにいたので、ゴール裏に来るのも初めてですね。

アウェイゴール裏のバックスタンド寄りからの写真

前半から一進一退の攻防ながらも、お互いに決め手を欠く展開でしたが、37分、山本悠樹のコーナーキックを半田が頭で決めて先制に成功。ぶっちゃけ、アウェイゴール裏からだと誰が決めたか全く見えませんでした。ともかくこれで半田は2戦連発、セットプレーからの得点も続いています。山本悠樹がプレースキッカーとして固定できるとこれが期待できるのがありがたい。

しかしセレッソのカピシャーバの突破に手こずります。半田と食野ら2人でプレスに行っても抜けられ、身体をぶつけても跳ね返され、ガンバの右サイドをかなり好き放題にされましたが、最後は三浦が中で締めていたので大事には至らず。

前半はガンバの1点リードで終了。メンバー構成を考えると上出来の45分でした。

さて後半、やはりカピシャーバは止められませんが、なぜか強引な突破をせずに早めにクロスを中に入れるプレーが多くなりました。ヨドコウの傾斜の低いアウェイゴール裏からだと、戦況が分かりづらく、セレッソがどのように攻めあぐねているのかが分かりづらいです。

セレッソもガンバも交代要員を入れ、特に香川らが入ったあとはしばらくセレッソの攻撃の時間が長かったものの、最後には高尾を入れて最近おなじみの5バックに変更。相手のクロス、ロングボールを弾き返し続けてなんとか試合終了。

久し振りの大阪ダービー勝利だ、と思いましたが、なんと8試合振りだそうです。本当に久し振り過ぎます。

今日のマンオブザマッチは半田でしょう。もう完全に4バックの一員かつ得点源にもなってきました。また、三浦・福岡のCBコンビの安定感も素晴らしかったです。

そして、グループのもう一試合では京都がFC東京に敗れたため、勝ち点・得失点差で並び直接対決での得失点差でガンバが1位としてグループリーグ突破を果たしました。

勝ち点10で1位通過はラッキーだったと思いきや、グループBでは勝ち点8で3チームが並んで浦和が1位通過というなかなかの離れ業をしていました。1勝5分ってすごいな。

さて次のガンバは土曜日のホーム鹿島戦。今度もジェバリが出場停止で不在ですが、ネタラヴィは帰ってきます。すぐに出られるコンディションなのか分かりませんが、苦しいメンバー構成でも今日の試合で勝てたことは、鹿島戦にも生きてくるはずです。

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