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2021年10月2日J1リーグ第31節ガンバ大阪対コンサドーレ札幌DAZN観戦の感想と、ガンバ大阪30年史

ガンバ大阪発足30周年を記念した30周年史が届きました。

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クラウドファンディングでの3万円の支援で、この30年史に自分の名前を入れることが出来たので、とりあえずこれもやっておきました。

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これで
・新スタジアムのネームプレート
・30周年記念Blu-rayのサポーターズネームロール
・30年史の名前掲載
の3点セットが揃いました。3つともやっているサポーターって結構少ない気がします。Blu-rayや30年史はスタジアム寄付のネームプレートよりは少なかったですね。

ただ、この30年史でさらっと見ただけでも誤植がいくつか……。104ページのガンバ対全北現代のスコア表示の間違いと、106ページの鳥取対ガンバが鳥栖対ガンバになっているところ。他にもありそうだなあ。

今日はガンバの新しいエンブレムとロゴも発表されました。変更に関しては否定的意見もあるでしょうし、これまで慣れ親しんだものが突然変わるというのは、容易に受け入れられない人も多数いるでしょう。せめてチームの成績が良いときならともかく、現状では何かと言われるのはある程度はしょうがないでしょうね。

肝心のエンブレムとロゴについては、もう本当に今風のシンプルなデザインを志向しているという感想ですが、変えるならこれで100年続けていくつもりであってほしいものです。

さて、今日のガンバは札幌との試合です。順位表では札幌はガンバの一つ上ですが、勝ち点差は6もあるので一発逆転とは行かないまでも、勝てば中位が本格的に目指せる一戦です。前節の柏レイソル戦も順位が隣で勝てば逆転という試合で勝ちましたし、連勝を目指すべきところです。

スタメンは倉田→井手口の変化以外は前節と同じ。公式戦連勝の流れをそのまま生かす方針ですね。控えのFWが塚元のみですので、ビハインドの後半最後にパワープレーというわけにはいきません。先手を取るプランしか勝てないでしょう。

前半キックオフ。ここ2試合、早い時間での得点で有利に試合を運べていましたが、前半5分にヨングォンと奥野の息が合わずに低い位置で駒井にボール奪われ、そのままシュートを決められて失点。あまりにももったいない形で始まりました。

8分には右サイドからのFKを宇佐美が蹴って菅沼が頭で合わせるという、前節と似たシーンがありましたがシュートはミートせず。

14分には抜け出した井手口のロビングパスをフリーのシウバがヘッドでゴール!と思いきやまさかの枠外でずっこけました。

18分には東口の連続ビッグセーブもありましたが、さらに攻め込まれて22分には2失点目、というところはオフサイドの判定で助かりました。ここで飲水タイムですが、内容を伴う劣勢ということですが、チャンスは前節よりもありますので、前半のうちに追いつきたいところです。

その後も流れは悪く、32分にはルーカスフェルナンデスにドリブルで持ち込まれて止められずに見事なシュートを決められて失点。人数がいたのにあれはいただけないというか、どうやって守るのかが決まっていないチームの悪い現実が露呈したような失点シーンでした。

そして悪夢は続き40分には圧力の弱い真ん中から文句なしのブレ球ミドルを決められて0−3。30周年記念マッチとしては最悪の展開であり、悪い意味でガンバの歴史に残る試合になりそうです。

ハーフタイムに柳澤から高尾、セジョンから塚元に変更となりましたが、後半も何も変わらず、開始1分ですぐに失点しまして0−4となりました。

その後は札幌がペースを落としたのか、ガンバがボールを持って攻めるシーンがようやく増えてきました。58分、パトリックが落として奥野がシュートも惜しくもバーの上。

65分に至って、宇佐美のFKをパトリックが頭で合わせてようやくゴール。まだ1−4です。

これで変わった札幌が攻めてきますが、東口のファインセーブでしのぎつつ何とかさらなる得点を狙います。

79分、井手口と宇佐美を下げて倉田と矢島を投入。83分には高尾がエリア内で強烈な左足シュートを放つも菅野に右手一本で弾かれました。

そして最後は88分、ラインの裏に出たボールにつられた東口の脇をすり抜けるシュートが決まって1−5。

試合をDAZNで観ているだけでも徒労感とむなしさだらけでしたが、スタジアムに行って試合前はワクワクしていたサポーターにとっては辛さは幾何かと思います。

今日の試合をどう捉えましょうか。秋の夜長の悪い夢と思って綺麗さっぱり明日から忘れたら良いのか。この試合を反省するとしても、反省に値する試合は今年だけでも二十数試合はありました。それでもこの状況なのにどうすれば良いのか。

少なくとも前節の、残留争いの中だから内容が悪くても勝てば良いのだ路線は即破綻しました。次の試合のスタメンがどうなるか分かりませんが、イジってもイジらなくても苦しいでしょう。

しばらく前に勝ったり負けたりを繰り返すだろうと予感しましたが、まさにその状況に陥っています。それでも勝つ試合があるならまだマシでしょう。今日の負けで引き分けの柏に抜かれて14位転落です。徳島が明日勝てば降格圏の16位は湘南になり、ガンバと降格圏の勝ち点差は6に縮まります。

残り7試合で2つ勝てば多分残留できると思いますが、この後は浦和、鳥栖、マリノス、大分、名古屋、川崎、最後に湘南と、上位陣プラス残留争いのライバルとの直接対決の試合ばかりです。

急遽、木山さんをコーチに迎えましたが、クラブとして今のことを考えているのか、後のことを考えているのか、もしかしたら何も考えていないのか。どうなるでしょうね。

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