コンプライアンスに救われていたようだ
文字ばかりだと寂しいので関係ない写真を挟みます。
↑アクイレギア(西洋オダマキ)のイエロークイーンという品種。暗く撮ると花だけが浮遊してるみたい、
さて本題
今の私の仕事は、秘密保護の目的から取引先から資料を持ち出せず、請けおった仕事は取引先の中で場所を借りて作業しています。
それが、気がつけば以前より自由度が増して楽になったように思います。
というのも
当初は社員と同じ時間に出勤する事が求められていたのですが、出勤すると朝一で社外秘の打ち合わせ(予算や我々外注への支払いの事など)をするので席を外して欲しいと言われる時がある。仕方ないので食堂でコーヒー飲んで時間を潰していると、朝からサボってる奴がいると噂になる。じゃあどうするのか?と聞けば、社外で待機していて欲しいと言う。
前日に伝えてもくれず、そんな事が度々あったので、いっそ毎日遅れて入らせてもらうように交渉するも、あまり良い顔はしない。
また、依頼する社員側の準備が遅れて何もする事がないのに席を離れてフラフラするなとも言う。挙げ句に「朝から慌てず、ゆっくり出来て良かったでしょ」とまで言う(時間給では無いので待ってるだけでは収入にならない)
やる事が無いのなら、銀行や税務署など他の用事を済ませたり、他に営業かけたりできるのに。
これでは生活もできなくなるので困ると何度も交渉して、少し改善するも、担当が変わるとまた元通りという状況が続きました。
ただ、どうしようもないなとは思いながら、恨むという事でも無かったです。
相手は所詮サラリーマンなので、時間給ではない商売の都合のことなど理解できないのだ。社員と同じ扱いをしてあげてるぐらいに思っていたようです。
それが、ここ数年では、こちらからの要求を聞いて、向こうが折れてくれるという事が増えてきました。
今では、昼休みの時間さえオーバーしても大丈夫。しつこいようだけど、こっちは時間給ではないので、元々時間で縛られるのがおかしかったのだ。
その間に何があったのか?というとコンプライアンスの強化。コンプライアンスを扱う専門の部署もできたらしい。
下請け外注を不当な扱いをしてはいけないという内容のポスターが壁に貼られるようになり、社員の間にもその意識が浸透していきました。
社員の立場だと、コンプライアンスなんて面倒に感じるかもしれないけれど、仕事がやりやすくなれば効率も上がりコストも下がる。
こちらとしても、要望を聞いてもらった以上は、そうなるように頑張るしかない。
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