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34、人材育成を人任せにしてはいけません。

人材育成を自社で行わず、世の中の研修に行かせるだけで
終わらせていませんか?

新卒の新人研修などは、集合研修に行かせて、自社でやらないという会社が多くあります。
言い分は「自社に研修する人がいない」ということがほとんどです。
しかし、外部研修では自社に必要なことを教えてくれないばかりか、
自社と違うことを学んできたりします。
本来、会社の歴史や業界職種によって学ぶべき事は異なるはずです。

新卒の新人研修の講師は、入社3年程度の比較的若手の社員に任せると良いでしょう。
新人が自社に沿った育成を受けられるだけでなく、教える若手社員が成長する機会にもなります。

まずはメニュープログラムを洗い出し、教えられるように準備をしてもらうことで、講師役ができるようになっていくものです。
外に任せているといつまでもできずに成長の機会を失ったままになるでしょう。成長の機会をつくることが社員の定着につながっていくのです。

また、新人も数年後、自分たちが講師をするんだという意識になり、
人に伝えようという意欲も湧いてくるものです。
自社にとって良いことばかりです。

(人材定着指導士テキスト:第5章2項)

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