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【結論:愛の言語】バチェロレッテがあの人を選ばなかった理由の話 #ネタバレ

 バチェロレッテ、面白かったですね。バチェラーの頃から、私は妻と一時停止しながら再生してアージャナイコージャナイ言いながら観ていました(60分見るのに120分かかる程度)。

 最終話&エピローグを観て「なぜ○○さんが選ばれなかったのか?」を真剣に考えた結果、真実に辿り着くことができました。おそらく「なるほど!」という驚きを提供できると思いますのでぜひ読んでください。この記事は、以下2点をお届けすることが目的です:

 - ○○さんが選ばれなかった真実を知り、「な、なるほど〜!」という驚きを得ること
 - 「愛の言語」という概念を知り、日常生活に活かせるようになること

【補足】
 ちょっとサムネイルに悪意があるというか、人によっては「煽り記事か?」と思うかもしれません。しかし、それ系(?)の記事ではまったくありません。当初「ディナーを想像する女性とプレゼントしたがる男性」のサムネイルを作ったのですが、あまりにもインパクトが弱かったのでこっちにしました。ご容赦くださいm(__)m

愛の言語とは

「愛の言語」とは、自分が愛情を表現する際に使う手法のことです。詳しくは Google 検索して欲しいのですが、以下の5つの言語があります。

 - positive message(肯定的で優しい言葉)
 - help((主に物質的でない)手助け)
 - present(プレゼント、贈り物)
 - quality of time(上質な時間、幸せなひと時)
 - skinship(スキンシップ)

 これは、大切な人のいるかたは、ぜひ診断してみて欲しいのですが、想いが強すぎるので別な機会にお話しします。

【補足】
以下で心理テストを受けることができます。
 -  本家サイト(英語
 - 日本語の心理テストがあるページ。ドメインが .org だけど公式なのかは不明 

いま久々に参照先を見たら、本家と違う言葉を勝手に思い込みで使っていることに気づきました汗。ま、分かりやすいからいいか。

バチェロレッテと○○さんの愛の言語

 誠に失礼ながら(?)、バチェロレッテこと萌子さんと、杉ちゃんこと杉田さんの愛の言語を予想してみます。

 - 萌子さん → positive message、quality of time
 - 杉田さん → help、present

 まず萌子さんですが、最も強いのが positive message だと思います。萌子さん、普段かなり言葉に気を配っていますよね。杉田さんへの初回の声かけも「You are special !!」という肯定的な声かけから始まっていました。他の参加者に対しても同様です。また、次いで quality of time でしょう。「enjoy !!」だったり、たとえ曇っていたとしても良い天気と捉えるのは、その瞬間瞬間を大切にしようとする姿勢の現れだと思います。ああした出来事は、萌子さんなりの愛情表現だと思います。

 次に杉田さんですが、help & present だと思います。杉田さんは萌子さんよりも番組露出時間が短いので、どっちが強いのかは分かりません(予想があれば教えてください)。とはいえ、初回から一貫して絵画のプレゼントをしたり、ランタン飛ばしたりするのは present ですし、最終話で涙する萌子さんにハンカチを渡すのは help です。

愛の言語が同じかも、という誤解

 まったく愛の言語の違う2人ですが、いくつかのエピソードでは「愛の言語が同じかも?」と錯覚するような状況がありました。

 まず萌子さんの絵を渡すくだりについてです。これは杉田さん視点で見ると、「美しい萌子さんを、最も自分の得意な方法で表現してプレゼントする」という present の言語で語られる愛です。しかし、萌子さん視点で見てみると、「私のことを見てくれて、ちょっとずつ絵が完成していくという体験」という quality of time の言語で語られた愛に感じたかもしれません。

 また、ランタン飛ばしについても、杉田さん目線で言うと present なのでは無いでしょうか。しかし、萌子さんは「ランタンを書く」という quality of time や、そこに込められた言葉としての positive message として受け取っていたかもしれません。

 このように、物語の前半〜中盤では同じ出来事を、それぞれの愛の言語で渡し、受け取っていたので、問題が表面化しなかったのだと思います。

愛の言語の違いが表面化してしまった最終話

 そんなわけで最終話まで、愛の言語の違いは表面化しませんでした(一般的なカップルであっても、結婚するまで愛の言語の違いが表面化しないケースは多々あると思います。それをこの短期間で発見できたのは、やはりそれだけ萌子さんが真剣だったということでしょう)。

 ですが、萌子さんと杉田さんの朝食デートの際、ついに違いが表面化してしまいます。これは「愛の言語」という言葉を知らない人であっても違和感のある出来事だったのではないでしょうか。

 萌子さんはあのとき、おそらく positive message をかけてもらい、その後安心した状態で quality of time を過ごしたかったのでは無いでしょうか。それに対して杉田さんがしたのはハンカチを渡すという help, present の対応でした。だから、萌子さんは愛の言語の違いを許容できなくなり、あのような結果になったのだと思います。

もちろん全部妄想ですけど…

 ……と、以上はすべて私の妄想なのですが、どう感じましたでしょうか。合っているかもしれませんし、間違っているかもしれません。また、何か唯一の理由で意思決定がされることはそうそう無いでしょう。しかし、人格に踏み込んで良し悪しを言及したり原因を求めたりするのに比べて、「愛の言語」で考える方がずっと建設的なのではないでしょうか。

 もしご自身が大切な人とのコミュニケーションギャップに悩んだら「どっちが悪い」とか考えるよりも「相手の欲しい愛の言語で語れているか」「自分の欲しい愛の言語を伝えているか」という考えかたをしたほうが、きっと平和になれるでしょう。大切な人を探している人も、「条件」だけでなく、愛の言語も考えてみるといいかもしれません。ぜひ皆さんも、愛の言語、試してみてください!


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