ロンドン在住、すられた経験０の私がやっている５つのこと

こんにちは、じるです。

早速ですが、私はこれまで16カ国に旅行に行き、かつロンドン在住ですが、人生で何かをすられた経験は０です。ちなみに、ロンドンはスリが多い場所で、特にアジア系は狙われやすいです。友達からもよくすられたと言う聞きますし、実際に目の前で人がすられた瞬間を見たこともあります。ちなみに、私が目撃したのは、バス停で車道付近に立ってスマホを触っていたアジア系の方が、バイクに乗っていた人にスマホをかっさらわれてしまった瞬間です。恐ろしい・・・

なお、ロンドンでは街中いたるところに監視カメラ（CCTV）がありますが、スリは件数があまりに多すぎるので警察に行っても基本何も解決にはなりません。取られたら終わり、です。

そんな環境で生活している私は、見るからにアジア人ということもあり、かなりスリには気をつけて生活をしています。今日は、私がどの様なことに気をつけ、対策をしているか書いていきます。

1. スマホや財布は後ろポケットには絶対入れない

私がロンドンにきて最初に語学学校で言われたことです。後ろポケットに貴重品は絶対に入れない様にしています。日本ではよく、後ろポケットにスマホや財布が入っていて、さらにチラ見えしてることもありますよね。それ、海外でやると危険です。むしろ、「取ってください」と言っている様なものです。後ろに入れていると、誰かに狙われているかどうかも分からないですし、取られた時に誰が取ったのかも分からないので、貴重品は絶対に後ろポケットに入れないでください！

2. レストランでスマホや財布をテーブルに置かない

カフェなどで席取りの為に、スマホやカバンなどをテーブルに置いて注文にいく、という光景、日本ではよく見ます。これ、海外、特にロンドンでは絶対にあり得ません。

さらに、自分が席に座っている場合でも、極力スマホなどテーブル上に置かない様にします。よく聞くスリ被害の一つが、「テーブル横を通った人に声をかけられ、その人の方を見ている隙にテーブル上に置いていたスマホがなくなっていて、後で気付くも時すでに遅し・・・！」というパターン。なので、人が近寄ってきた時にスマホをテーブルの上に置いている場合は、スマホの上に手を置くか、スマホを手に持つ様にしています。また、極力テーブル上には置きたくないので、使わないときは「太ももの下」にスマホを挟んでいます。笑

3. 取り口がオープンなバックは使わない

チャックやカバーなどがない、取り出し口がオープンになっているバックは利用しない様にしています。理由は明確、物を取りやすいからです。また、最近流行りのクリアなバック（中が透けて見えるもの）も、使わないです。どこに私の財布やスマホがあるか、外から見えてしまうと、取られる危険性がぐっと高まるので。

4. リュックを背負う時は物の入れ方を工夫し、常に警戒する

リュックは両手が空いて便利ですが、後ろポケットと同様、背負っていると視界の外になってしまうというデメリットがあります。実際に、ロンドンの賑わっている道路でリュックを開けられたこともあります。私は開けられている最中に肩紐が動いている様な小さな異変に気付き、すぐさま後ろを振り返ったので未遂で終わりましたが、人通りの多い場所でも平気でやってくるので怖いですね。なので、リュックを背負っている時は、開けられる危険性がある、ということを頭の片隅に入れて、警戒しておきましょう。少しの警戒心でも持っているといないとでは、何か感じた時の行動が変わります。

また、開けられてもすぐに物を取られない様にする対策もしています。私の場合、財布など貴重なものは上の方には絶対に入れません。荷物が少ない時はフェイスタオルをリュックに入れる様にしており、フェイスタオルや上着、ポケットティッシュなど、取られてもいいものを上に、一番奥底に貴重品を入れています。こうすれば、開けても手を下に入れなければならないので、一瞬で取られることはないのでは、、、というスリ犯に対する些細な抵抗です。笑

5. スマホは基本道路上で使わない、どうしてもの場合は車道から離れて両手で持つ

歩きスマホは（危ないですが）日本では一般的ですよね。また、何かを待っている時などはよく片手でスマホを触っていました。これ、ロンドンで迂闊にやるとスラれます。冒頭に私が目撃したスリを記載しましたが、この手の犯行は非常に多いです。相手はバイクなので追いかけることも出来ません。なので、車道付近ではスマホは触らないのが賢明です。また、片手だと取りやすそうにも見えるので、何か連絡がきた時やマップを見たい時など、道路上でスマホを触る必要がある時は、両手で持って触る様にしています。

以上、私がすられない為に普段心がけている主なことでした。

まとめ

日本は非常に安全な国で、それは欧州の人たちも知っています。だからこそ、危機感の薄そうなアジア人はターゲットになりやすいです。

せっかくの旅行でスマホを取られ、物理的にも精神的にもダメージを受けて帰る、なんて悲しいことにはなりたくないので、「ここは日本ではない」ということを頭に入れて警戒心を常に少し持って行動をする様にしています。

スリは確かに多いロンドンですが、皆が皆そういう人たちではありません！（だから、ロンドンを必要以上に恐れたり、嫌いになったりしないで！笑）イギリス人は親切な人が多く、困ったら助けてくれます！一部悪い人もいますが、親切な人のほうが多いので、私は大好きな国です！ただ、日本ほど安全な国はなかなかないので、イギリスのみならず、海外にいる時は日本にいるとき以上に警戒心を持ちましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでもこの情報が役に立つと嬉しいです。

では、Have a good day!